【一人旅体験談③】マンゴスチンに恋をした
こんにちは、旅人先生Xです。
今日で、8月が終わりますね。
とうとう今年の夏は、海外旅に出られませんでした(涙)
今日は、思い出に浸り、悲しみを癒すために、一人旅体験談を書きたいと思います。
マンゴスチンはこんな食べ物
みなさんは、マンゴスチンをご存知でしょうか。
マンゴスチンは、果物の女王と呼ばれています。
このような果物です。↓↓↓↓↓
ちなみに果物の王様のドリアンです。↓↓↓↓↓
ドリアンは、ご存知の方多いかもしれませんが、マンゴスチンは意外と知られていません。
私とマンゴスチンの出会い
私と女王様【マンゴスチン】との出会いは、あるドミトリーででした。
バリをフラフラしていた時でした。
ある夜、宿に帰ると、英国の青年に声を掛けられました。
私は、何を言っているのか分からず、「ハァン?」みたいな訳の分からない生返事をしたのを今でも覚えています。
今思い返してみれば、何気ない「今日はどうだったー?」的な声掛けだったと思います。
当時の私は、訳が分からなかったので、明らかに聞こえる距離(対面、二人きり、1メートル以内)にも関わらず、「今なんて言ったの?、ねぇねぇ?」みたいなちょっとコミュニケーションに難がある感じの返しをしました。
相手は、「ヤバいやつに声掛けてもうたで…」みたいな雰囲気を醸し出していました。
今でも彼の微妙な表情が脳裏に焼き付いています。
私は、当時、「やったるでー」「会話したるでー」みたいな謎のやる気に満ち溢れていたため、鋼のメンタルで、絡みました。
なんとか会話をしていたら、青年が「マンゴスチンあるけど、食べる?」と言ってきました。
マンゴスチンの存在を知らなかった私は、またしても「ハァン?」みたいな訳のわからない生返事をしました。
彼は、微妙な表情を再び浮かべました。
それを鋼のメンタルでスルーして、「響き的に、たぶん、昆虫ではないだろ」とか思って、食べると答えました。
「私、何でも食べれるタイプだし大丈夫だよね。」と思いながら、おもむろに袋から何かを取り出すのを見ていました。
出てきたのは、↓↓↓↓↓
旅人先生X「ごくり・・・これ、食えんのか?、少なくとも美味しくはなさそうじゃねぇか…」
とか思っていました。
ごめんなさい、青年。
青年は食べ方を見せてくれて、私もそれに倣って、皮をむいてみました。
旅人先生X「変な気持ち悪い赤い汁が出るじゃねーかよー!!」
旅人先生X「おぇぇぇ、気持ち悪い汁だな…」
と思っていました。
続けて、「この白い身を食べるんやで」と青年は教えてくれました。
旅人先生X「すでに食べたくねぇ」
旅人先生X「だが、ここまで親切にしてもらって、食べない理由がない!!」
と意を決して恐る恐る口に含みました。
旅人先生X「うほおおおおおおおおお」
旅人先生X「うまあああああああ」
顔はヘブン状態になっていたと思います。
その姿に、3度目の微妙な表情をする青年。
知りうる限りの英語で、美味しいことを伝えました。
すごく笑顔になる青年。
私が使った言葉は、デリシャスとワンダフル
彼が、私の語彙力のなさに笑ったのか、喜んでくれたから笑ったのかは、ブラックボックスです。
これがマンゴスチン様と私の出会いです。
旅のお供と化したマンゴスチン
青年に、どこで買ったのか等を聞いて、翌日2㎏購入してきて、旅中、ずっと食べてました。
バリでは、女王様に使える兵士のごとく常に、一緒に旅をしていました。
無くなるまで、ヘビースモーカーがタバコ吸うくらいの頻度で食べ続けました。
それくらい私には、ドンピシャでハマる果物だったのです。
マンゴスチンを食べた感じは、口で説明しにくいのです。
私の拙い言葉で解説するならば、口に含んだ時の香りがとても豊かで、トロっと甘く、ふわっと舌の上で漂った後、スッと消えていく感じです。
某野球チームの元監督のような表現しかできず、すいません。
あれは説明不能ですので、食べてみてください。
一つの言えるのは、果物の女王の味だということです。
私は、食べた瞬間に、自動的に、女王の臣下になりました。
話は変わりますが、その後の旅でも、見付けては、大量に購入して、ずっと食べるということを繰り返していました。
食べすぎるとアレルギーがでるかもしれないらしいのですが、女王への愛の力により、私は、すこぶる元気でした。
愛、最強です。
確か、ケンシロウも愛は最強って言ってました。
マンゴスチンを日本で食べようとしたが…
初めての出会いの感動からの帰国後、マンゴスチンを食べたいと思い、買おうとしました。
日本で買おうとしたら、
旅人先生X「たけぇぇえええええええ」
衝撃のあまり、購入を断念しました。
20個くらいなら、500円前後で買えそうなのに…
ちょっとしか調べていなのですが、日本では、育てていないようですね。
将来、商売目的とかではなく、女王様の魅力を広めるために、マンゴスチン栽培したいと思いました。
かなり高価な食べ物ですが、もし興味がありましたら、ぜひ、食べてみてください。
私は、夏に行けなかったので、真剣に購入を検討しています。
【現在の状況】Amazonのカート内
みなさんに伝えたいこと
最後に、みなさんに伝えておきたいことがあります。
マンゴスチンは、温かいアジア圏に旅したら、大体見つけることができるので、ぜひ、探してみてください。
値段も手ごろです。
そして、ぜひ、食べてみてください。
もしかしたら、あなたもヘブン状態になるかもしれません。
当然、好き嫌いはあると思いますが、私は、一度、女王様のあの味を試してみることを強く勧めます。
もしも、ファンになったら、教えてください。
一緒にマンゴスチン臣下の会を作りましょう。
以上、一人旅体験談③マンゴスチンの話でした。
旅というより、マンゴスチンのことばかりになってしまいました。
愛ゆえに…
温かく見守りながら、読んでくださった方、ありがとうございました。
また、旅の体験談を書いていきますので、良かったら、次回も読んでください。
マガジンに他の2記事もありますので、良かったら、ぜひ目を通してみてください。
次回も、よろしくお願いします。