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教育についての個人的な意見をアウトプットしていきます。

【気を付けるべき】質問のこと

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、大人こそ気を付けるべきだと私が思っている「質問のこと」について書いていきたいと思います。

対象とする主な読者

「会社や学校で働く人」「アルバイトをしている人」

1 スタート

では、はじめます。

皆さんは、普段、どういった時に質問をしますか?

・わからないことがあったとき

・何かに興味をもったとき

・困ったことがあったとき

・相手とコミュニケーションを円滑にしたいとき

等々、質問をするシチュエーションは、多いかと思います。

今回は、その中でも、「困ったことがあったとき」や「わからないことがあったとき」の質問について、4つに分けて考えていきたいと思います。

①そもそも質問ってしたほうがいいのか

そもそも質問はしたほうがいいの?

と考える方も少なくないと思います。

はてな

結論から書いてしまうと、私は、「質問は絶対にした方がいい」と考えています。

質問しようとする相手が忙しそうだからとか、自分で調べれば…とか二の足を踏む気持ちはとてもよくわかります。

ですが、多くの場合、質問によってロスする時間と、あなたがわからないことをそのままにして起こり得るロスの方が、よほど損失が多いと思います。

特に、仕事の場合は、取り返しがなかなか難しい場合にまで発展することが少なくありません。

質問は、恥を承知でいきましょう。

②質問をしたほうがいい理由

①でも少し書きましたが、わからないことをそのままにしたり、困ったことを放置したりしてしまうということがなくなることが最も大きな理由です。

また、わからないことをそのままにする癖がつくことを防止するという側面もあります。

先輩後輩

質問をしないほうがいいかもしれない理由は、探せばいくらでも見当ってしまうと思います。

ですので、その思考は、心のごみ箱にそっと捨ててしまいましょう。

その分の思考力や時間を「なぜ、質問をしないといけないのか」や「質問を躊躇したら、どんなことが起こってしまうのか」に回すようにしてみてください。

きっと、状況に応じた質問をすべき理由が見付かるはずです。

その理由さえあれば、少しは、自信をもって質問をすることができると思います。

③質問ができるメリット

質問ができるメリットは、大きく2つあると思います。

1つは、自分のためになるということです。

質問をすると、当然ですが、思考が進んだり、知識が増えたりします。

これだけみても大きなプラスだと思いますが、さらに良いことがあります。

それは、自分が問題や課題を解決する手段が増えるということです。

質問をして思考や知識が強くなった分、問題に対してできるアプローチや対策が増えので、自分の行動の幅が広がります。

それは、自分の力が付くという事に他なりません。

また、質問をするというとても大切なスキルも磨かれます。

質問をするというちょっとした意識や行動で、こうした好循環に入ることができるのは、大きなメリットと言えそうです。

思いやり

もう1つは、周りのためになるということです。

自分が質問をしてミスを防止したり、実力をつけたりすることで、結果的に周りの人は、その恩恵を受けることができます。

これは、とても大きなメリットです。

短期的に見ると質問をされることで、作業が中断したり、時間をロスしたりとマイナスな感じがします。

しかし、少し長い目でみてみると、大きなプラスがあるというのは誰が見ても明らかなはずです。

聞く人は、「あぁ、叱られたらどうしよう」と考えたり、聞かれる人は、「答えると時間がかかるんだけど・・・」と考えたりしがちです。

落ち着いて考えてみてください。

絶対質問をしたり、聞いたりした方がいいはずです。

落ち着いて考えれば、絶対良いと感じると私は思います。

ですので、不安な気持ちになったら、なぜ質問するのか、質問をしないとどうなるのかを考えて、行動に移しましょう。

その時は、一時的にムスッとしても、きっと落ち着いたら分かってくれるはずです。

もしも、自分が質問をされる立場になったら、不安な気持ちに寄り添えるような人でいたいですね。

トラブル対応

④質問をする上での注意点

質問をどんどんするのは悪いことではないですが、やはり質問する上でも、気を付けておきたいことがあります。

典型的なものを2つ挙げましょう。

1 何度も同じことを聞く

これは、はっきり言って、質問される方は、結構困ります。

明らかに、時間のロスです。

怪盗 時間

ひどい場合、相手から、時間泥棒と思われるかもしれません(笑)

ですから、しっかりと質問したことはメモをしておきましょう。

ここは、聞く側が努力しないといけない点だと思います。

相手の時間を割いてもらっているのに、自分の不注意やちょっとした努力不足で、再度手間を掛けさせるというのは、得策ではありません。

周りのためにもなるような質問にするためにも、メモを生かして、質問をしていきましょう。

※もしも、忘れてしまったり、指摘されたりしたら、素直に謝って、もう一度質問をしましょう。

変なプライドをもって、誤魔化してはいけません。

そんなプライドは、邪魔なだけなので、捨ててしまいましょう。

時には、ごめんなさいも大切です。

【私は、時々、このような事態になり、ごめんなさいをしています…】

2 調べればすぐにわかるようなことを聞く

これは、もう絶対しないようにしたいです。

そもそも、調べればわかることは調べましょう。

調べてもわからないことを聞きましょう。

最初の頃は、「どう調べたらいいのだろうか」「どこに書いてあるの探し方もわからない」ということはあります。

そういう時は、素直に「どうしたらいいですか」といったことを聞くのが良いと思います。

徐々に、具合がつかめてくるはずなので、質問も上手くなっていきます。

相手の時間も無限ではないですので、自分でできることはやるという気持ちを忘れないことが大切かと思います。

そうしないと、そもそも力がつかないですからね。

最後に

夏の休みも終わり、仕事も徐々に本格的なスタートを切り始めていると思います。

新しい取組も始まっていることかと思います。

新しい取組では、わからないことや気になることが多く出てくると思います。

ぜひ、躊躇せず、変なプライドは捨てて、質問をしていきましょう。

その質問が自分や周りの人をきっと良い方向に動かしてくれるはずです。

やらない理由より、やる理由を探してください。

ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。