学校が素敵な場所になりますように

教育についての個人的な意見をアウトプットしていきます。

【一人旅体験談】旅の恥はかき捨て

今、飛行機に乗って、知らない地に飛び立ちたい願望がすごいです…

今年は、旅に行けないので、旅気分を味わうため、過去の旅の体験談を少し書いてみようと思います。

いつもの記事とは、少しテイストが異なるかもしれませんがご容赦ください。

さて、今回の話は、初めて旅に行ったときに感じたことです。

初めて一人で海外にいくのは、24の時?だったかなと思います。

大分遅いですね。仕事も初めて、2年くらい経過した時だったはずです。

初めていくときは、それはそれはビビりまくっていたのですが、とりあえずチャレンジしよう!!と思っていました。

旅の恥はかき捨てじゃいとか思っていたし、友達にも何かそんなようなことを豪語して、調子に乗っていました。

実際に行ってみてどうだったか、ちょっと思い出しながら書きたいと思います。

旅の恥はかき捨て?

まず、先に一番思った大切なことを書いておきます。

私の場合、恥のかき捨てとか、そんな呑気なこと言っている場合ではなかった。

ということです。

いや、ホントに。

これは、路頭に迷うと思いました。

3週間くらいホームステイしながら、2週間は、動物園でボランティアで働くみたいな日程を組んだのですが、私、英語の準備しないで行っちゃたんです。

ほぼ、しゃべったことない状態でしたので、

イミグレーション=意味不明、

登場案内=意味不明、

機内アナウンス=雑音

看板や案内表示=ほぼ不明、

相手が言っていること=意味不明、

相手の表情=ややわかる

みたいな感じで、冷や汗をかきました。

スマホもないし、辞書ももっていなかったので、絶望状態でした。

当然、そんな私には、旅の恥はかき捨てなどと考えている心理的余裕はなかったわけです…

恥ではなく、目的のための代償

ホームステイ先での初日の夜、一人になった時間に、色々なことが脳裏に浮かびました。

この旅、大丈夫かな?

軽い気持ちできちゃったけど、なんもできないよ。

恥かいてばっかりだったな。

そんなマイナスなことばかり考えていました。

ホームステイ先のテラスで、のんびりしていると、台湾の同年代の人がやってきて、拙いながらコミュニケーションをとりました。

その人も、全然わからないまま来たから最初は大変だったと話していました。

そこで、私は思ったのです。

恥とか、自分が思っているだけで、別に、そんなこたぁ気にすることないんじゃないかと。

誰でも最初は、できないものであることなんて、世界中の誰もがわかっていることだし、そもそも、そういった経験しないと新しいことにチャレンジするもくそもないじゃんと思ったのを今でも鮮明に覚えています。

台湾の友達とのコミュニケーションだって、なんとかなったし、ホームステイ先にもなんだかんだでたどり着けた。

なんとかしようと思えば、意外となんとかなるもんだ的な発想がふつふつと私の中にわいてきました。

そして、旅の恥はかき捨てという発想から、今まで恥と思っていたことは、全て、新たなことを知ったり、できるようにしたりするために、必要なことだと思うようにしようと決意しました。

そこからは、旅先で新しいことにどんどん飛び込んでいったり、人に尋ねたり、質問したりすることが苦でなく、むしろとても充実したことに感じられるようになりました。

初めての一人旅で得たもの

私は、初めての旅で、様々な経験をして、自分がすごく変化しました。

凝り固まっていたのものが、溶けていったイメージです。

得たものは多くありますが、その中でも、

自分で動くことの大切さ

というのは、一番大きなものだったと今振り返ってみて、思えます。

それまでのやらない理由を探すことについては、なかなかの腕前で、幼少期から、いつも面倒くさいとか、やりたくないとか、小理屈こねて、言い訳してました。

言い訳太郎でした。

そんな自分が、やらない理由を探すことに力を注ぐのではなく、やれる方法を考えることに力を使えるようになったというのは、大きな収穫だったと思います。

旅は人を変える

初めての旅立ち

それからというもの、新しいことに飛び込んでいったり、何かのものを考えたりするときに、その思考を働かせて、多くの素晴らしい経験ができたと思っています。

それはもう、旅、仕事、プライベート、あらゆる面で。

旅に行く時も、言い訳太郎な自分が、そうなるとは思っていなかったです。

旅は人を変えるといいますが、まさしく私は、その経験ができたのではないかと思っています。

私の場合、変わりたくて旅に出たというより、追い込まれて変わっちゃったって感じなので、カッコイイ感じではないのですが、それでも、自分にとっては、本当にありがたい変化だったと思っています。

最後に

旅の恥のかき捨てという題名でこの記事を書きましたが、日常でも恥かきそうだな…という理由で、行動をやめてしまうことは多々あることかと思います。

精神衛生上、そうしたほうが良いことも当然あるとは思いますが、過去の私のように、言い訳太郎にだけはならないようにすることを強く勧めたいです。

特に新しいことなんて、わからないこと、できないことだらけで当然です。

さっきも書きましたが、そんなことは世界中の誰だってわかります。

みんな同じです。

ですので、新しいことに突っ込んでいける勇気と時間があれば、ぜひ、どんどんチャレンジしてもらいたいと思っています。

この記事を読んだ方で、もしも、何かやってみようと思っていることがありましたら、さっそくやってみてほしいと思っています。

私は、その気持ちと行為を心から応援しています。

コロナなどで、ちょっと暗いニュースも多いですが、個々のそういった素敵な取組が少しでも増えれば嬉しいです。

私も、現在新しいことや無理かな?と思うようなことに挑戦中ですので、ぜひ一緒に頑張りましょう!!

今回もお読みいただきありがとうございました。