効率化のよさ
学校の先生の中には、この夏に、色々な準備をして、日々の業務を効率よく行うことができるようにしようと考えている人もいると思います。
今回は、効率化することのよさについて私が思う事を書いていきたいと思います。
効率化のよさ①時間を生み出すことができる
業務を効率化をすることで、時間を生み出すことができる。
これは、「効率化」と聞いて、どなたも想像することかと思います。
時間は、とても貴重なものです。
お金を払ってでも得たい人がいるくらいですし、とても価値のあるものだと私も思っています。
効率化を図ることで、その貴重な生み出すことができるというのとても大きなメリットの一つとやはり言えるのではないかと思います。
時間を生み出すことは、効率化をすることの目的の一つともいえると思います。
どうしたら、時間を生み出すことができるかという視点で効率化について考えると工夫がしやすいと思います。
効率化のよさ②大切なことが何かを再確認できる
効率化をする上で、自分のやっていることを見直すことになると思います。
この見直すという行為がとても大切だと私は思っています。
効率化をしようとすると、必然的に、自分のやっていることを見直すきっかけを得ることになります。
仕事に取り組んでいる時や終わった後は、意識していないと、中々、普段の自分の行動を見直すということはありませんよね。
自分の行動を見直して、効率化しようと考える時に、「大切にすべきこと」や「大切にしていること」は何なのかということに目を向けることになると思います。
効率化を意識する=自分の行動を見直す=大切なことについて考える
このような形で、効率化を意識することで、大切なことについて考えるきっかけを得ることができると思っています。
やはり仕事をしていく上で、何が大切なのかということや何を大切にしたいのかということを考えるのは、とても大事なことだと思いますので、ぜひ、効率化を行う際は、意識してみてほしいと思っています。
効率化のよさ③物事に軽重をつけやすくなる
②の大切なことを再確認することに関わりますが、大切なことが分かることで、物事に軽重がつけやすくなります。
どれにも100%の力で、望み、時間をたっぷりかけたい所ですが、いかんせん、それでは、継続性に欠けてしまいます。
時間は有限ですし、体力や精神力にも限界というものがあります。
大切なことは何かを意識して、力を入れるべきことの優先順位や力の入れ具合を的確に見直せるようになることも効率化をするメリットと言えそうです。
効率化のよさ④自分の力を高めることができる
効率化をする最大のメリットは、私はこれではないかと思います。
効率化をしようとしたら、大切なことは何かを考えたり、物事の優先順位や軽重を考えたりすることになります。
そのことを考え、実行する力が身に付くことは、きわめて有益なことだと思います。
また、良いやり方はないか、試行錯誤をしたり、新しい情報を調べたりして、工夫をしていくということも自分を高めることに繋がりうると思います。
そのようにして、時間を生み出すことができる力を身に付けるということがとても大きなメリットだと思います。
時間を生み出すことができるようになると、自分で使える時間が増えるので、自分を高める時間を増やすこともできます。
スキル的な面、生み出した時間を使えるという面、どちらの面においても、効率化をすることで、自分を高めるということができるかなと思います。
最後に
やった方がいいことで溢れている学校現場ではありますが、「大切なこと」はなんなのかということを念頭において、やはり業務を精選する必要があると思います。
私は、効率化は、手抜きではないと思っています。
効率化は、あくまで、業務をより上手く行うための手法や考え方かと思います。
安易な手抜きに走らず、継続可能な範囲で、業務を精選し、効率よく行っていくことが、今の教師にとっても、子どもにとっても、大事なことかなと思っています。
学校で、「大切にするべきことは何なのか」ということを日々、共有し、意識しながら、チームで子どもたちと向き合っていくことが不可欠かもしれません。
以上、効率化についてでした。
今回もお読みいただきありがとうございました。