学校が素敵な場所になりますように

教育についての個人的な意見をアウトプットしていきます。

学びや活動が楽しいときってどんなとき?

子どもたちが学校で、学びや活動が楽しいと感じる時はどのような時なのでしょうか。

今回は、以前子どもにとったアンケートから個人的な意見を交えて書いていきたいと思います。

まず、一番印象的だったのは、授業が盛り上がったときという答えです。

詳しく聞いてみると授業で、考えの交流が白熱した時や皆が笑顔になる瞬間があった時、悩みながら、クラスで自分たちなりの答えを出した時等が盛り上がった時ということのようです。

授業

知的に楽しいということもそうですが、感情的に楽しいと感じた瞬間がとても多いように感じました。

そこから、知的な楽しさを塩組みながら、子どもたちが感情的にも楽しいと思えるような授業のマネジメントやアプローチが大切なのではないかと私は思いました。

次に印象的で、回答数が多かったのは、友達と協力して何かに取り組むときというものです。

こちらも詳しく聞いてみると、「一人でやっても楽しいけど、友達と交流しながらやるともっと面白い」「自分だけでは、できなかったことや考えられなかったことができたり、わかったりする」ということでした。

ただ、よくただ交流の時間を設けるだけで目的がないとよくないという教員の認識がありますし、私自身もそういうことを大切にしていました。

しかし、どうやら子どもたちは、ただ交流するだけでも楽しさは感じるのではないかと思いました。(一応、毎回交流のめあてや活動の趣旨等を共有した上での活動のアンケートなので、一概にこの回答からそういうことはできないかもしれませんが、あくまで可能性の話として、です)

そのことから子どもたちがより楽しいと感じる授業を展開するためには、子どもたちが協働できる時間を計画的、かつ効果的に取り入れることが重要なのではないかと私は考えました。

以上の2点のことだけでも、日々の授業を計画するときに私たちが注意するべきことが課題として浮き彫りになるように思います。

1つは、授業の中に、知的にも感情的にも盛り上がる場面を取り入れられるようにすることもう1つは、子どもたちが協働できる場面を設定することです。

話合い

授業のめあてや活動を踏まえつつ、この2つを両立させることはとても難しいことのように思いますが、そこは私たちの努力と工夫が試されるところかと思いますので、気合いの入るところです。

主に今回は印象的だったことと、回答数が多かったことについて2点紹介させていただきました。
皆さんも休校が終わって、授業が再開したら、何かの折にぜひ、「学びや活動が楽しい時とはどんなときですか」というようなアンケートを簡単でもいいので取ってみてください。

多分みなさんの普段の取組や子どもたちの経験から、私たちの授業や指導の改善や向上に直結する子どもの生の声が聴けるのではないかと思います。

ぜひ、質問してみてください。

また、みなさんがこれまで聞いたこと等もありましたら、ぜひコメンしていただけるとありがたいです。

どうぞよろしくお願い致します。

今回もお読みいただきありがとうございました。