【脱】 無暗にコメント記入
今回は、少々賛否両論ありそうなことを話題にしたいと思います。
それは、プリントやノートへのコメントの記入についてです。
先に書いておきますが、私は、気軽に持続可能でなおかつ子どもに良い効果があがるような方法がよいのではないかと考えています。
無暗にやったり、がむしゃらにやったりして、時間を浪費するのではなく、その時間をもっと別の業務(授業の準備等)に充てた方がいいと思うからです。
かくいう私も、前は、毎回できる限りコメントを入れて毎日のノートをチェックしてきました。
とても時間はかかりますが、子どもの喜ぶ姿やそれによって学びが深まるのをみるのが嬉しかったからです。
しかし、ある時、体調がすぐれない時期が続いてしまいました。
今思い返してみると多分、働きすぎたんだと思います。
それから、無暗にコメントを入れることをやめようと考え、ポイントを絞って重点的にやったり、チェックをシンプルにしたりして、時間を短縮するようにしました。
コメントやチェックをしないのではなく、簡単にするという転換をしました。
効果は今までよりはあがらないかもしれませんが、その分の時間を授業の準備等にまわすことができるようになったので、結果的に子どもたちの笑顔が増えたように感じています。
やる気のある先生ほど、たくさんコメントをいれるのではないかと思いますが、今までの経験から、
・頻度は落とさずにチェックを行う
(毎日ノート等のチェックをしていた場合は、そのまま続けていって良いと思います。こちらも闇雲に頻度を下げたり、削減したりする必要はないと私は思います。むしろ情報の収集として、かなり重要なことだと思いますので、私はほぼ毎日行っています。)
・時間をきめて、その時間内にできる限りのことをやる
【例】算数のノートチェックは30分等と時間を決めて、可能な限りのコメントやチェックをします。これをやると時間のマネジメントがかなりしやすくなる上に、作業の効率が劇的によくなります。夜にのんびりチェックもいいですが、自分の体のことを考えて、ピッと取り組んでいくのをオススメします。
の2点に気を付けると効率よく、コメントを頻繁に入れていたことの良さを残しながら時間の効率化が図れるのではないかと思います。
コメントをたくさん入れることは決して悪いことではありません。しかし、それ以上に上手くやる方法はないかどうか考えていくのも大切なことだと思います。
過去の私と同じように無暗に時間を費やすのではなく、より子どもの笑顔に繋がることは何かを考えたり、実行したりすることに時間をもっと割いてほしいと思っています。
何より私のように体調を崩してはもってのほかです。(しばらくしたら、体力も回復して、ここ1、2年はとても元気です)
同様な人がでないようにと思い、今回記事にしました。
コメントを否定するというよりもより良い転換を図るきっかけになればと思い、書いております。
その思いがみなさんに少しでも伝われば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。