微笑むことの大切さ
みなさん、お疲れ様です。
小学校は、残り数日となりました。
多くの方が、2学期に向けて、子どもたちを安心させたり、期待に胸を膨らませたりできるように、声掛けや接し方に配慮していることかと思います。
今回は、子どもとの接し方について、かいていきたいと思います。
今回、皆さんにお伝えしたいのは、
微笑むことの大切さ
についてです。
突然ですが、廊下で子どもたちとすれ違う時に、どんな風にすれ違っていますか。
私は、最近微笑みながら挨拶をしたり、会話したりするように心がけています。
理由は、とてもシンプルで、色々試した結果、これが一番子どもが笑顔になってくれるような気がしたからです。
学校で先生と会った時に、あいさつをして敬意を払うようにするとか、礼儀正しくするとか、いろいろな指導があるとは思いますが、私は、子どもたちが笑顔で過ごしてくれることが一番だと思っています。
笑顔で接することができる人が増えれば、礼儀正しさや相手に敬意を払うといったことは、おまけで自然と身に付けられるようになると私は考えています。
そもそも、あまり知らない人に盲目的に敬意を払うとか、ちょっと無理があると思うのです。
ですから、子どもたちと笑顔で接することができるようになるためにも、微笑みながら接していくことは、とても効果的だと感じています。
少し話は変わりますが、クラスで子どもが話しかけてきたときや話しかけるときは、主に、どんな対応をしているでしょうか。
こちらも、ケースバイケースで色々あるとは思いますが、通常は、やはり微笑みながら対応すると子どもが笑顔になってくれることが多いように感じています。
ぶすっとした感じや興味ない感じで聞かれたら、誰だって傷つきますよね。
子どもに対して、しっかりと一人の人として敬意を払って接することはとても大切だと思います。
どうもこのあたりが、先生という仕事をしているとおざなりになりがちというか、教師が上、子どもが下みたいな上下の構図がしばしばできあがっている気がするのです。
そんなことは、ないはずです。
しっかりと子どもたち一人ひとりを大切に思い、接していく上で、微笑みながら接したり、時に真剣に接したりしていくことがとても重要なように感じています。
話をしたり、聞いたりするときに、微笑むようにするというのは、意識の問題です。
ついつい、忙しかったり、切羽詰まっていたりするとぞんざいな扱いをしてしまいたくなることがあるかもしれません。
そうした時に、この微笑むということをぜひ思い出してもらいたいです。
その一回の微笑みで、子どもの気持ちが明るくなる、嬉しい気持ちになると考えてみてください。
逆に、ぞんざいな扱いをして、どんな気持ちになるのかも想像してみてください。
きっと、自分のしたほうが良いことが見えてくるのではないかと思います。
微笑むという少しのことがとても大切なことのように感じられるのではないかと思います。
実際、それを意識して生活してみると子どもの様子や反応から、行為の効果を感じ取ることができると思いますので、ぜひお試しください。
最後に…
微笑みながら接するというのは、心にゆとりがないと難しいです。
正直、ゆとりがないときの微笑みは、怖いひきつった笑顔になっていることでしょう。笑
常に、そうしたゆとりをもって接することができるようにするために、自分の働き方や立ち振る舞いを見直して、より良くしていくことが大切だと思います。【詳細やその手法は別記事にあずけます。】
逆に微笑むことで、生まれる心のゆとりもあるように近頃は感じます。
自分の行動を振り返ってみて、笑顔が足りていないなと感じる場合やあまり意識していなかったなぁという場合は、ぜひ、微笑むことを試してみてください。
きっと効果を感じることができると思います。
誰にでも、微笑みながら接することができるくらいの心の余裕をもって過ごせるようにしたいものです。
全国の学校が、笑顔であふれることを願っています。
今回もお読みいただきありがとうございました。