学校が素敵な場所になりますように

教育についての個人的な意見をアウトプットしていきます。

問い方を変える

みなさんは授業や普段の生活で子どもに声を掛ける時、どういったことを気を付けていますか?

今回は、子どもに考えさせるような声のかけ方について簡単に書いていきたいと思います。

子どもに指導をするときは、ついつい「こうしなさい」といった指示のような言葉がけになりがちです。

普通にしていると言い方は違えど、何かをしたり、言ったりするように指示することがどうしても多くなります。

そこで、ちょっとした一工夫を加えます。

問い方を少し変えるだけです。

「こうしなさい」から「どうすればいいと思う?」にかえてみます。

問い方

子どもにゆだねるようなイメージです。

「こうしなさい」と言われていると子どもはいつの間にか考えるのをやめて指示待ちの傾向が強くなっていってしまいます。

理由は明白で、先生が指示しすぎることによって、考える機会や気持ちを奪ってしまっているからです。

ちょっとしたことでも、ぜひ、「どうすればいいと思う?」と子どもに投げかけてみるとグッと反応が変わります。

一年生相手に指導をしていますが、一年生でも、「どうすればいいと思う?」と声をかけると自分なりに頑張って考えて、自分の意見や思いを話してくれます。

自分の意見や思いを言うことが上手になるだけでなく、授業や日常に自分の意見や考えが反映されるため、所属意識や前向きな気持ちも倍増すると思います。

授業に関して言えば、「参加しているな」という気持ちになるのではないでしょうか。

「答え」を問うのではなく、「気持ち」や「考え」を問うようにすると、たちまち子どもたちは反応が変わります。

苦手な子たちも参加しやすくなります。

「こうしなさい。」という類の指導は極力控えて、子どもに考えてもらうような問い方をしていくことで、教室の雰囲気はずいぶん変わると私は思っています。

特に授業は雲泥の差がでると個人的には思っています。

話は戻りますが、自分の日常を振り返ってみると時間的な制約があったり、心理的に焦っていると「こうしなさい」という類の指導をしがちだと私は感じています。

ですから、日常から時間に、せめて心だけにはゆとりをもって子どもに接そうと改めてこの記事を書いていて思いました。

こちらのちょっとした工夫で、子どもたちが受ける授業がより楽しくなるなら、やらない手はないなと個人的には思います。

ぜひ、みなさんも自分の指導の際の問い方を振り返ってみてください。

きっと改善点が見つかると思います。

今回の記事の「問い方」が少しでも参考になれば幸いです。

今回もお読みいただきありがとうございました。