学校が素敵な場所になりますように

教育についての個人的な意見をアウトプットしていきます。

「だから好き」と「だけど好き」

今回は、会社で働く方にも、保護者の方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。

学校でのことをメインに話を展開していきますが、会社や家庭に置き換えてイメージしながら読んでいただければ幸いです。

内容は、相手を大切に思う気持ちについてです。

※今回使う「好き」という言葉は相手を大切に思うという気持ちを表しています。恋愛感情の好きとは違いますので、ご留意してお読みください。

私たち、教員も人間なので、相手のことを大切に思う気持ちがあります。

私の場合ですと、恐れ多いことではありますが、子どもたちのことは、家族のように思って接しています。

さて、普段、私達は、主に相手の行動や言動をもとにコミュニケーションをとっていますが、皆さんはどういった意識で相手と接しているでしょうか?

私は子どもたちを家族のように思っているとお話しましたが、接する際に1つ、とても大切にして、意識していることがあります。

それは、相手の短所などの良くないなぁと感じることを受け入れる気持ちです。

長所を探して褒めるとか認める気持ちではなく、相手の短所などを受け入れる気持ちを一番に大切にしています。

誤解のないように書きておきたいのですが、当然、常に子どもたちの長所や素敵な行いはクローズアップしていきますし、伸ばそうと試みたり、仕掛けたりしていますが、一番の意識はそこではありません。

では、なぜ良くないと感じることを受け入れることを一番に意識しているかについて書いていきたいと思います。

①良くない点を受け入れることを意識する理由

私が良くないと思われる点を意識する理由は、とてもシンプルです。

それは、良くない点を受け入れてもらうと居心地が良いのではないかと思うからです。

だけど好き②

だれしも、苦手なことはあると思います。

苦手なこともクラスで、受け入れてもらえると子どもが感じたら、その場は、温かく感じられるではないかと思います。

これが、たった一つの私が意識する理由です。

②良くない点を受け入れるメリット

苦手なことも受け入れてもらえるということは、自分の素が出しやすくなるという事でもあると思います。

半日近く過ごす場で、自分が変に飾りすぎないで過ごせるということは、とても素敵なことかなと思います。

素が出せるから、気を許し合える仲間もできるのではないかと思うのです。

こちらからあれこれと言わずとも、ある程度、素が出せる状況になっていれば、自然と気が許し合える仲間になっていくのではないかと私は思っています。

これからが楽しみ

登校すると必ず顔を合わせる相手である先生が、苦手な点を受け入れる姿勢をもち、それを子どもたちに行動で示していくことで、クラスの中にも同様の姿勢が浸透していくと思います。

子どもが安心して、気兼ねなく過ごし、成長していくためにも、温かい雰囲気は不可欠だと私は考えています。

苦手な点を受け入れる最大のメリットは、子どもの素がだしやすくなることで、クラスの居心地の良さが生まれることだと思います。

また、こうした経験や力を身に付けることは、今後の生活にも大きな良い影響があるのではないかと考えています。

③「だから好き」と「だけど好き」

最後に、タイトルに書いたことに触れて終わりたいと思います。

「だから好き」というのは、主に相手の素敵な所に目を向けて接するイメージです。

~だから、良いな。とか~がだから友達でいたいなといった感じです。

サッカーが上手いから、友達でいたいな

あの子は、勉強ができるから素敵だな

といった具合に相手をみるのは、決して悪いことではなく、むしろ長所をみていて、素敵だとも思います。

しかし、人は、素敵な所だけでなく、苦手なことや良くないところだってたくさんあるものです。

ですので、個人的には、よく顔を合わせて、沢山接する機会のある人のことは、だから好きにとどまらず、だけど好きと考えられるようにあってほしいと考えています。

「だけど好き」とは、苦手なことや良くないと感じる所もあるけど、好きというイメージです。

素敵な所に目を向けるだけでなく、苦手なことも受け入れるような感じです。

「だけど好き」では、

忘れっぽくてたまに困るんだけど、そんなところも悪くないよね。

マイナスなことよく言ってるけど、まぁそんなことだってあるよね。

といった具合に、受け入れるような接し方をするようになります。

だけど好き

すると、①や②で書いたようなことに繋がる接し方ができるのではないかと思っています。

身近な人やたくさん接する人のことは、ついついマイナスな面ばかりに気がいってしまうこともあるかと思います。

その点をおおらかに受け入れられるような接し方を意識すると、関係が随分変わるのではないでしょうか。

なかなか難しいことですが、せっかく沢山の時間を共有するのです。

素敵な関係を築けるに越したことはありません。

「少しでも受け入れてみようかな」という小さな意識が、関係を変える第一歩になると思います。

ぜひ、「だけど好きとだから好き」をちょっと意識して、コミュニケーションをとるようにしてみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました。

学んだことをどう活用するか

動画や本などで、最近新しいことを学ぶことが機会が多いです。

せっかく学んだので、どう活用するかについて少し考えてみました。

学んだことをどう活用するか考えることは、小学校で学ぶ子どもたちにも生かせるのではないかと思い、いつもより少し時間を割いて物思いにふけってみました。

というわけで、今回は、学んだことの活用について私の思っていることを書いていきたいと思います。

 

1 学んだことは何?

まず、学んだことわ活用にあたって第一に、考えておきたいのは、「学んだことはなにか」ということです。

この点が曖昧だと日常で、学んだことを活かすことは限りなく難しいと思います。

ポイントは、はっきりさせておくこと

何を学んだかをまず、はっきりさせることで、はじめて、何に活かそうかをしっかりと考えることができます。

本などを読むと案外、多くの方が、色々なことがわかった!

と思いがちなのですが、そこをはっきりさせると学びを活かしやすくなると思います。

2 学んだことを使わなかったら宝の持ち腐れ

学んだことがあったとしても、使わなければ何も知らないのと結果は変わらないと私は考えています。

宝の持ち腐れ

せっかく時間やお金、労力という貴重なリソースを割いて学んだのですから、その学びを活かさない手はないはずです。

学んだことは日常で活用してこそ、真価をはっきします。

はじめは、「せっかく学んだのだし、活躍しようかな」ぐらいの考えでも良いと思います。

そのくらいでも良いので、意識の変換を図るようにして、学んだことを活かすようにしていきましょう!

3 学んだことを使う方法

学んだことの内容にもよりますが、基本は仕事や勉強、人付き合い等、自分の日常に活かすことができると思います。

使うときの方法でオススメなのが、1つずつ使うということです。

特に、学んだことが複数ある場合は、あれも、これも活用したくなるものです。

そうなると、どれから活用したらいいのかなどなど混乱しがちです。

宝の持ち腐れ2

はじめの頃は、その気持ちをグッと抑えて、まずは1つと決めて、使ってみましょう。

1つだって、使えれば自分にとって大きな財産になります。

また、1つを自分の生活に定着させることができれば、学んだことを活かすという習慣や能力が磨かれます。

この習慣や能力は、学びを活かす以上の恩恵を私達にもたらしてくれると思っています。

ですので、「まずは1つを使う!」と決めて、日常に活かしてみることをオススメします。

1つと決めてやってみると、自分の成長も感じやすいですし、何より、やりやすいと思います。

4 学ぶ時のコツ

最後に、学ぶ時に気を付けておくと効率がいいと私が思っていることを1つご紹介します。

それは、【何に使うか、学びながら決める】ということです。

学んでいる最中に、「あ、これは、〜で使えそうだな」と感じることがあると思います。

それを覚えておくなり、メモしたりすると学びを確認する際や、いざ活用しようと考える際の大きな助けになります。

この一手間を惜しまないだけで、グッと学びの活用がしやすくなります。

学び終わった後にゆっくり考えるだけではなく、学ぶ際にも活用を意識するということが大切ということです。

以上、学びの活用についてでした。

ぜひ、新しく何かを学ぶ際に試してみてください。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

自分のクラスの子ども以外との関わりも大切に

新学期のスタートは、上手く切れているでしょうか。

今回は、自分のクラスの子以外との関わりについて

書いていきたいと思います。

校庭や廊下などで、自分のクラスの子以外とも

関わることがあると思います。

その子たちと、先生方はどう関わっていますか?

関わりで意識されていることはありますか?

そんなことを簡単にですが、書いていきます。

クラスの子以外と関わる時

廊下

委員会やクラブ活動では、どの学年を担任していても

高学年の子どもと関わると思います。

また、廊下や校庭では、実に多くの子たちとの関わりが

ありますよね。

多かれ少なかれ、実質、全学年のどの子とも関わる機会が

先生には、あります。

どんなことを意識すると良いのでしょうか。

少し考えてみました。

クラスの子以外との関わりで意識すること

私が気を付けていることは主に2つです。

1つは、関係作りです。

自分のクラス以外の多くの子どもたちと接するときも

自分のクラスと同じように、関係作りを大切にします。

関係が作れないと、色々な話をすることは難しいです。

かなり沢山の子がいるので、難しいかもしれませんが、

その中でも、挨拶をしたり、授業のこと等を話したり

することは、可能です。

できる範囲内で、交流を行おうと思っています。

沢山の子と関わる姿もまた、クラスの子たちに見せるべき、

大切な姿だとも思います。

私の場合、多くの子どもに好かれるという視点ではなく、

適度な関わりを多くの子ともつ印象で関わるようにしています。

嬉しくなる声掛け

もう1つは、子どもの様子を確認するということです。

先生は、学級担任でもあり、学校に所属する先生です。

他学年の子の様子もしっかりと確認するのが良いと考えています。

様子に気を付けていれば、

心配なことがあるようであったり、

悲しいことがあったりしたら、

助け舟を出せるかもしれません。

学校全体で、子どもたちを見ていくという視点をもって、

接するように、先生たちが心掛けていることは、

子どもたちにとっても心強いと思います。

頼れる大人がたくさんいるのは、良いことだと思います。

学校内のたくさんの子が、たくさんの頼れる大人が

いるという状態にしておきたいものです。

様子で気になることがあったら、できる限りすぐに

学級担任に話をするようにすると良いと思います。

クラスの子以外も大切に思う気持ちを忘れない

自分のクラスの子を特別に思う気持ちはとてもよく

分かっているつもりです。

ですが、だからといって、それ以外の子を大切にしない

というのは、ちょっと変な話です。

どの子たちのことも温かく見守っていく気持ちを

先生たちが忘れずにもつことは、学校が安心して

過ごせる場所であるために大切なこと

ではないかと私は、思います。

クラスの子以外も大切に

子どもたちに、人を思いやる気持ちや尊重する気持ちを

自分の行いから伝えたいのであれば、なおのこと

そういった姿を見せるのは大切なことだと思います。

自分のクラスの子以外も大切にできるくらいのゆとりと

大きな心をもって、日々の仕事を行う。

そういう気持ちでいると、

せかせかして見落としがちなことや

狭い視野で物事を考えることが

少なくなり、温かく子どもたちと接することが

できると思います。

ぜひ、意識してみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

自分のクラスの子ども以外との関わりも大切に

新学期のスタートは、上手く切れているでしょうか。

今回は、自分のクラスの子以外との関わりについて

書いていきたいと思います。

校庭や廊下などで、自分のクラスの子以外とも

関わることがあると思います。

その子たちと、先生方はどう関わっていますか?

関わりで意識されていることはありますか?

そんなことを簡単にですが、書いていきます。

クラスの子以外と関わる時

廊下

委員会やクラブ活動では、どの学年を担任していても

高学年の子どもと関わると思います。

また、廊下や校庭では、実に多くの子たちとの関わりが

ありますよね。

多かれ少なかれ、実質、全学年のどの子とも関わる機会が

先生には、あります。

どんなことを意識すると良いのでしょうか。

少し考えてみました。

クラスの子以外との関わりで意識すること

私が気を付けていることは主に2つです。

1つは、関係作りです。

自分のクラス以外の多くの子どもたちと接するときも

自分のクラスと同じように、関係作りを大切にします。

関係が作れないと、色々な話をすることは難しいです。

かなり沢山の子がいるので、難しいかもしれませんが、

その中でも、挨拶をしたり、授業のこと等を話したり

することは、可能です。

できる範囲内で、交流を行おうと思っています。

沢山の子と関わる姿もまた、クラスの子たちに見せるべき、

大切な姿だとも思います。

私の場合、多くの子どもに好かれるという視点ではなく、

適度な関わりを多くの子ともつ印象で関わるようにしています。

嬉しくなる声掛け

もう1つは、子どもの様子を確認するということです。

先生は、学級担任でもあり、学校に所属する先生です。

他学年の子の様子もしっかりと確認するのが良いと考えています。

様子に気を付けていれば、

心配なことがあるようであったり、

悲しいことがあったりしたら、

助け舟を出せるかもしれません。

学校全体で、子どもたちを見ていくという視点をもって、

接するように、先生たちが心掛けていることは、

子どもたちにとっても心強いと思います。

頼れる大人がたくさんいるのは、良いことだと思います。

学校内のたくさんの子が、たくさんの頼れる大人が

いるという状態にしておきたいものです。

様子で気になることがあったら、できる限りすぐに

学級担任に話をするようにすると良いと思います。

クラスの子以外も大切に思う気持ちを忘れない

自分のクラスの子を特別に思う気持ちはとてもよく

分かっているつもりです。

ですが、だからといって、それ以外の子を大切にしない

というのは、ちょっと変な話です。

どの子たちのことも温かく見守っていく気持ちを

先生たちが忘れずにもつことは、学校が安心して

過ごせる場所であるために大切なこと

ではないかと私は、思います。

クラスの子以外も大切に

子どもたちに、人を思いやる気持ちや尊重する気持ちを

自分の行いから伝えたいのであれば、なおのこと

そういった姿を見せるのは大切なことだと思います。

自分のクラスの子以外も大切にできるくらいのゆとりと

大きな心をもって、日々の仕事を行う。

そういう気持ちでいると、

せかせかして見落としがちなことや

狭い視野で物事を考えることが

少なくなり、温かく子どもたちと接することが

できると思います。

ぜひ、意識してみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました。

【まずは、一週間】居心地の良さを感じる2学期の始め方

いよいよ、今日から、夏休みが明けて新学期がスタートします。

この灼熱地獄の中、子どもたちは、わざわざ学校に来てくれます。

せっかく、久しぶりの学校ですから、「来てよかったなぁ」「友達や先生にあえて嬉しいなぁ」という温かい気持ちにさせてあげたいものです。

今回は、子どもがやっぱりクラスは、居心地が良いなと思うようなスタートの切り方について書いておきたいと思います。

居心地が良いとは?

デジタル大辞泉の解説
ある場所・地位などにいるときの感じや気持ち。居心(いごころ)。「居心地のよい部屋」

とあります。

居心地の良さ

学校における子どもの主な居心地は、クラスにいる時の感じや気持ちということになりそうです。

クラスで過ごしている時に、

安心できるとか、自分を出せる、素の自分でいられる

といった状態になれると居心地が良いといえるのではないかと思います。

では、どういったアプローチを子どもにすれば、居心地が良くなっていくのでしょうか。

居心地の良さを感じるためのアプローチ

今回は、項目を学期のスタートに絞って、4つ書いていきたいと思います。

①時間にゆとりをもつ

時間にゆとりをもって、スタートしていくことは、非常に重要だと私は思っています。

この「時間のゆとり」がないと下記の②~④までの行動をとることが難しくなってしまいます。

教師もせかせかしてしまうことになりますので、なかなか一人ひとりに目を向けるということが困難になりがちです。

ですので、学期のスタートこそ、しっかりと時間のゆとりをもってのんびりとはじめられるスケジュールマネジメントをすると良いと思います。

初日に限らず、開始一週間くらいは、のんびりすごせるように配慮するようにする気持ちで日程を調整してください。

一つの学期は、長いですから、それくらいの調整は、絶対にできます。

もしも、学級単位で、できないのであれば、それは、学校や学年のマネジメントの問題だと私は思います。

学年主任等に、すぐに相談することをオススメします。

時計

子どものためにも、大人のためにも、まずは、時間のゆとりを生み出して、ゆったりとスタートできるようにしてあげてください。

②一人ひとりの夏の体験に意識を向ける

夏休みは、実に色々な体験をしている子がいます。

夏の体験

キャンプに行った、海に行った、はたまた家でのんびりしていた等々、背景は様々です。

出かけた子には、行先や思い出を話してもらえばOKなのですが、今年のように外出が憚られるような状態の場合、家にいた子も少なくないと思います。

家で過ごしていた場合は、みたアニメややったゲームの話、家の人とどんなことをして過ごしたのか等を聞いてみると盛り上がります。

アニメやゲームなどは、子どもの流行をしるにもいい機会ですので、ぜひこの機に色々と聞いてみることをオススメします。

この②で、大切なのは、子どもが「先生が自分に興味を持ってくれている」と感じるようにすることです。

話を聞く際には、追加で質問をしたり、自分の体験などを交えて返答したりしながら、子どもが「話して良かったな」「もっと話したいな」と思えるような聞き方に細心の注意を払うようにした方が良いと私は思います。

せっかくのチャンスが、逆効果になってしまうことだってあるのですから。

傾聴とまではいかなくても、聞く:話すが、2:8くらいのイメージで、会話するぐらいのスタンスで行きましょう。

学校に来た子から順に話をしていくと良いと思います。

2日くらいを使って、簡単でもいいですから、必ず、全員と話をするようにしてください。

必ず、全員とです。

ここに、例外はありません。

子どもと教師のつながりを改めてここで、感じることは、居心地の良さにも直結します。

私は、学年問わず、ここは、しっかりと時間を割いて行いたいと思って、毎年、行動しています。

③友達同士で交流する時間をとる

やはり、安心して過ごす友達との時間は、学校の楽しさの一つに挙げられると思います。

共通理解

安心して過ごせることが大切です。

友達同士の交流の際は、ついつい心無いことを言ってしまったり、人によっては、マウントをとってしまったりして、相手を悲しい気持ちにさせてしまうことがあります。

これでは、安心とは程遠いですよね。

ですので、交流の前には、いくつか教師がシュミレーションをしておくと良いと思います。

話した相手に、~と言われたり、~されたら、どうかな??

では、どうやって聞いたら良いかな?

といった具合に、簡単に想定される場面を紹介して、クラスで、予防策を考え、実行するのがオススメです。

あまり時間もかかりませんし、話の聞き方や話し方は、これからの子どもたちの生活にも多いに役立ちます。

ここでおさえたことは、折に触れて活用することができますので、短いながらもしっかりと時間をとっておくと良いと思います。

④新しい関係の橋渡しをする

最後です。

まずは、以前からの慣れた仲間と話をした後に、話す相手を変えるついでに席替えをすると良いと思います。

新しい関係構築は不安もありますが、友達も増えますし、何より、「時間のゆとり」をもたせているので、仲良くなれる機会も多くとることができます。

友達とぶつかることの大切さ

新しい関係を築くには、とても良いチャンスです。

また、新学期になって、友達が増えたと感じると居心地の良さを通り過ぎて、超楽しいに変わります。

時間にゆとりをもって子どもたちに接し、必要があれば、夏の体験などで仕入れた情報を生かして、橋渡し役を教師が行うことで、安定して関係を築くことができます。

②の実践が生きるところです。

必ず、共通点や適切な話題があるはずですの、そこは機転を利かせて、どんどん橋渡しをしていきましょう。

子どもの力で~と思うところですが、それは3学期でも十分遅くはありません。

初めてのリスタートですから、安心して関係が構築できるように、積極的に教師も交流していきましょう。

新しい関係を築く力というより、居心地の良さを優先していくイメージです。

あれもこれもだと、気持ち的にも、時間的にもゆとりがなくなり、本末転倒な事態が起こりかねません。

居心地の良さを出すために、力を注ぎましょう。

新学期、席替えをぜひ取り入れてみてください。

 

以上、私の経験をもとに、簡単にできそうな実践を書いてみました。

居心地の良さを感じる2学期の始め方ができると、子どもたちも学校に楽しく笑顔で来られると思います。

これからが楽しみ

今日の記事が、少しでもみなさんの実践のお役に立てば幸いです。

2学期も一緒に頑張っていきましょう!!

今回もお読みいただきありがとうございました。

教員の時短術 評価のメモのこと

新学期も始まることですし、先生の多忙についてもまた話題になっていますので、今日は、簡単にできる時短術のことについて書きたいと思います。

今回は、評価のメモについて書きたいと思います。

今回、ご紹介する方法は、プリントやノートなど、丸を付けていって、評価をするという機会に使えます。

やり方は、とても簡単です。

先に、ポイントだけ書くと、

1人毎に、メモしないということ

です。

簡単にですが、説明していきます。

1 まずは、チェックの項目を決める

当然ですが、これができていれば、~という具合に、チェックの項目をいくつか決めていきます。ABCで付ける場合は、その観点を確認してからチェックに入りましょう。

やりながら考えていくとか、曖昧なまま始めると時間がかかります。

よって、しっかりと項目を決めて、それを柔軟に運用していきましょう。

ABCを的確につけることも評価では大切だとは思いますが、何のための評価かということは、忘れずに、行っていきたいところです。

2 項目を意識して、チェックを行う

項目を決めたら、後は、どんどんチェックしていきます。

簡単に丸付けをするくらいの感覚で、見ていきましょう。

細かくみたいという場合は、そのようにしていただいて構わないと思うのですが、目的が評価の場合は、しっかりと項目を意識して、あまり余計なことは考えすぎないことをオススメします。

時間は、とても大切だと思いますので、他業務との関連なども頭にいれながら、効率よく行っていきましょう。

3 チェックしながら、分けておいていく

この点が、今回で一番大切なところです。

一人ひとり、終わったらチェック、終わったらチェックとやっていくと時間のロスが結構でます。

今回の時短術は、ここを削減します。

やり方はいたって簡単です。

Aの子のものは、ここに置く、Bの子のものはここに置く、支援の必要な子や声掛けの必要な子は、ここに置くと数か所置く場所を決めて置き、該当のノートやプリントをチェックしたらそこに置いていきます。

たった、これだけの工夫で、時間が短縮されますので、やらない手はないと思います。

チェックしたら、決められた場所におくという行為を繰り返すだけなので、誰でもできると思います。

チェック⇒メモ⇒チェック⇒メモ⇒…

と繰り返すより、

チェック⇒チェック⇒チェック⇒チェック⇒チェック…最後にメモ

としたほうが、頭の切り替えや動作が短縮されるため、効率が良いです。

実際にやってみれば、いつもより早めに終わることを実感していただけると思います。

4 分けたものをまとめてチェックする

最後は、チェックをまとめてするだけです。

それぞれの該当のことを名簿等に反映させれば終わりです。

これもまとめてガ――とかけるので、すぐに終わると思います。

まとめてつけると記入ミスしやすくなりますので、必ず、確認をしっかりしながら反映させるようにしてください。

きっとここまでやった人は、

「いつもより楽に終わったなぁ」

という感覚を味わうことができるのではないかと思いますよ。

まとめてチェック

最後に

今回の時短術は、無駄な動作と思考を減らすという目線で考えました。

日々のどの業務も、そのような視点で工夫をすれば、少しずつ効率化できると私は思っています。

どの業務の時間も少しずつではありますが、効率化を積み重ねて、そのノウハウを共有していけば、きっと今よりも時間が生まれると信じています。

生み出した時間を授業の準備や休息など、その時の自分に合わせた使い方をすることで、働きやすくなるのではないかと思います。

ちょっとのことの積み重ねは、とても効果的であると思います。

今回の時短術でも削減できる時間は、ほんの数分くらいかもしれません。

しかし、「数分だから別にいいや」ではなく、「数分ずつでもやってみよう」「別の事はできないかな」という思考で、色々なことをそれぞれが行ってみてほしいと私は願っています。

一人ひとりのそういう意識が、集まることで、過酷というわれる労働の環境も少しずつ変わってくると思います。

働き方改革は、システム面等の整備での課題はまだまだあると思いますが、

座して待つより、一歩踏み出して変化していく

ということをそれぞれで行いながら、自分達を良いほうに変化させ、その姿を子どもたちにも背中で語れると素敵ではないかなと思っています。

以上、拙い時短術でしたが、ここまで読んでいただき嬉しいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。

一人旅体験談②カオサン通りの話1

タイのカオサン通りに行きたい欲があまりにもあるので、せめて記事をぐらい書いて思い出に浸りたいと思います。

さて、私が初めてカオサンにいったのは、一人旅2回目だったと思います。

バックパックを背負って、ガチャガチャした通りを歩きながら、ビビりながら宿を探したのをよく覚えています。

今となっては、抵抗は全くなくなりましたが、当時、どうしても歩いて探してみたい欲があり、ビビりながらでも「おらぁはやったるでぇ」と思い、拙い英語(今も)で何とか宿を探したのが良い思い出です。

あのときは、「どうしよう、もし宿とれなかったら、野宿やで…」「襲われてまうかもしれん!!」とか妄想していました。

妄想が膨らみすぎて、頭の中では、もう金とか盗まれてました。

妄想もそこまで膨らむと自信に変わるようで、「もう妄想の中では、金まで盗まれるてるから、今の状況は、かなりいいな。これは、イケる。」とか馬鹿なこと考えていました。

はい。

一人旅あるあるかもしれませんが、あの急に自信出てくるやつです。

伝わりますかね…

あの、妙な「イケる。これは、イケるで。」みたいな謎の高ぶりのやつです。

謎の自信が付き、ガンガンアタックしていった私は、気に入った宿を見付けることができました。

一泊300円くらいだったでしょうか。

無駄に、「自分、宿自力でさがせたやんけ」とか思って感動してました。
いや、みなさん馬鹿にするかもしれませんが、当時の自分にとっては、大冒険だったんです。

大冒険

ですが、ここからまた妄想が始まります。

「まてよ…、安宿やから、荷物置いてったらなくなるんか?」

「これは、置いていくべきか、否か、判断を今!問われているぅー、決めるのは自分――」

とか新たな妄想をしていました。

まぁ、無くなったらそれはそれでおもろいかと思って、置いていきました。

もうね。ハイになっていたので、半ばやけくそだった気がします。

通りに出た私は、「とりあえず、なんか食べたい。屋台の物食べたい。おなかが逝っちゃってももういいねん。」と思いながら、パッタイを屋台で食べながら、ビールを飲みました。

「なんじゃこりゃーーーーーーーーーーーーーーー、うま。」

と、一人でニヤニヤしてました。

はたからみたら、変態に見えたこと間違えなしです。

実際に、私は、ガラスに映った顔を見たのですが、変態の顔そのものでした。※下記写真は、にやけ顔のイメージ図

変態

日本だったら、職質か通報されてたと思います。

変態状態の私でしたが、相席に、美人の姉さんがきて、冷静さを取り戻しました。

そこで、旅定番と言ってもいい、「やっほー、どこからきたのー?」的な会話が始まりました。

旅で、妄想と反省を脳内で、繰り広げまくっていた私は「キタ、私の脳内シュミレーションを生かす最大のチャンスやで、チャンスは準備していたものがつかめるんやでーーーー、いけーーー、自分!」と自分を鼓舞して話しました。

脳内シュミレーション+相手が、たまたま唯一の旅先であったオーストラリアだったこともあり、とても楽しく話すことができました。

途中でガラスを見たのですが、顔が緩み切って、変態顔になりかけており、焦りました。

それまで、思っていることが話せなくて、もどかしさばかり感じていたのですが、初めて、自然と楽しく会話ができたのがとても嬉しかったことを鮮明に覚えています。

私は、大満足で、宿に戻りました。

気持ちよく眠って朝を迎えました。

朝起きた時気付きました。

「あ、普通に荷物あるやん」ってことに。

数日の滞在でしたが、昨夜のことが楽しすぎた私は、調子に乗って、毎夜繰り出しては、色んな人と話すことを繰り返しました。

露店のにいやんにまで、話しかけるほど、調子に乗ってました。

ただ、この体験のおかげで、旅先で、会話することの楽しさを覚え、それからは、話すのが好きそうな人や暇そうな人とは、とりあえず、話とけぃ的な発想で、旅をより楽しめるようになりました。

以上、私のはじめてのカオサン通りの話でした。

思い出日記を読んでいただきありがとうございます。

次回は、マンゴスチンに惚れた話あたりを書こうと思います。

お読みいただきありがとうございました。