学校が素敵な場所になりますように

教育についての個人的な意見をアウトプットしていきます。

先入観との上手な付き合い方について

こんにちは、旅人先生Xです。

今回は、私たちが人と接するときにもつ先入観について書いていきたいと思います。

対子ども視点で書いていきますが、対人コミュニケーション全般に転じて活用できると思いますので、学校関係者以外の方もぜひ、お読みください。

では、はじめます。

目次は以下の通りです。

① 先入観ってなに?

大辞林第3版より

先入観 大辞林の引用

とあります。

「先入観=自由な思考を妨げる思い込み」と考えることができそうです。

子どもと接するときには、無意識の先入観が、常につきまっていると私は考えています。

より良いコミュニケーションを子どもたちととっていくためにも、この先入観について考えることは大切なのではないかと感じています。

一見、良くないことばかりのような気がしますが、先入観のデメリット、メリット両方について、考えてみたいと思います。

その上で、この先入観をどう生かしていけばよいのかについて考えてみたいと思います。

② 先入観のデメリット

悪口

まずは、デメリットから考えてみたいと思います。

たくさんありそうですが、大きなデメリットは、主に2つかなと思います。

1 子どもと接するときの思考がせまくなる。 

新たな発見をしにくいというのは、子どもの可能性を伸ばしたり、成長をさえたりしていく私たちの仕事では、かなり大きなデメリットと言えそうです。

子どもたちの行動や言動に向き合って、柔軟な対応をする上で、先入観は、はっきりいって邪魔になるかもしれません

どの子とも、コミュニケーションを通して、信頼関係を築いていくことを私は大切に思っているので、思考がせばまるのは、痛手です。

「この子は、こういう子」みたいな決めつけとも言える思考は、持たないほうがよいのではないかと思います。

2 相手が嫌な気持ちになる。

これは、最大にして、起こってしまうと一番よくないことだと思います。

特に、対子どもに関して言えば、「先生が~と決めつけた」のようにマイナスに思われてしまうと信頼関係の構築がかなり難しくなるのではないかと思います。

先入観をもつことによって、そうした事象が起きやすくなってしまうのであれば、先入観など、頭の中のゴミ箱にでも捨ててしまったほうが良いと考えています。

相手を嫌な気持ちにさせるようなことに繋がらないよう、変な先入観がないかどうか、自分に問い続ける必要があると思います。

③ 先入観のメリット

②のデメリットで、先入観なぞない方がいいくらいの書きぶりをしてしまいましたが、先入観のメリットについても自分なりに考えてみたいと思います。

果たして、先入観のメリットとは…

思い付いたことを書いてみます。

1 思っていることが伝わりやすい

この子は、~な特徴があるという先入観があったとします。

おそらく、先生の立ち振る舞いで、そうした配慮にも似た先入観が相手に伝わると思います。

そうした気持ちが伝わるのは、ある意味メリットかなと思います。

変な決めつけは、デメリットでしかないのは明白ですが、相手を思ってもっている先入観は時として、相手との関係を築くうえでプラスになり得ると感じました。

2 始めに、相手が見せている面に集中できる

相手が見せている面、見せてきた面、自分の経験などで、先入観は形作られると思います。

ですので、先入観というイメージをもとに相手をみることで、相手の行動や言動から表出した部分に集中できるというメリットがありそうです。

関係作りの入りとして、そういうイメージは、役立つと思います。

使い方を間違えれば、相手を嫌な気持ちにさせるだけです。

しかし、もっていた先入観をもとにコミュニケーションを始めて、徐々に再構築していくというのは、一つの手段として効果を発揮することがあるのではないかと思います。

ひらめき

改めて考えてみると、先入観も使い方次第では、有用かもしれないと感じました。

④ 先入観を壊すことについて

私は、先入観を壊すのは、悪くはないと思いますが、タイミングが大切かなと今は思っています。

タイミング

最初に、ある子に対して自分がもっている先入観を見つめ、認識した上で、壊したり、コミュニケーションを通して壊したりしていくことが良いのではないかと考えています。

先入観なんて持たずに、フラットにいこうぜーというのもいいのかもしれません。

しかし、良くも悪くもその子が築いてきたイメージや持っている背景というものは確かに存在します。

先生として、そうしたことを広く受け止めて関係作りをしていくためには、先入観を意識するのは、ある側面で、とても大切なのではないかと私は思っています。

先入観に捉われず、先入観を壊すのも辞さないという姿勢は、大事だと思うので、そういう思考は、存分に生かしていくのが良いと考えています。

⑤ 先入観との上手な付き合い方は?

先に私が思う結論を書いてしまいます。

先入観を認識したうえで、関係を築きながら、イメージの再構築を絶えず行っていくのが上手な付き合い方の1つではないかと思います。

アウトプット

先入観は、事前の思い込みのようなものです。

事前の思い込みということは、コミュニケーションの最中に思い込みをすることもあれば、コミュニケーションの事後に思い込みをすることだってあるかもしれません。

ですから、私は、相手に対するイメージを絶えず更新していくことが大事だと思います。

先入観という事前の情報やイメージのみに振り回されず、コミュニケーションを通して、柔軟にこどもたちと接することを大切にしたいと考えています。

最後に

みなさんにも、先入観との向き合い方を考える時間をとってみることをオススメします。

先入観をもつということはどういうことなのか、先入観をもつとどういうことが起きるのかということを改めて自分自身で考えてみてください。

この記事では、あくまで、私の思うメリット、デメリットをかいています。

この機に、ご自分で、先入観について考え、日々の生活を振り返ってみると新たな気付きが生まれるのではないかと思います。

子どもたちとしっかりと向き合っていく力について、これからも一緒に考えていければ嬉しいです。

今回もお読みいただきありがとうございました。

GIGAスクール構想について

こんにちは、旅人先生Xです。

今回は、近頃、話題にもなっているGIGAスクール構想を受け、現場がどのように変わっていくのか、想定される成果や課題は、どういったものかについて、自分なりに考えてみたいと思います。

GIGAスクール構想ってどんなものなの?という方には、ぜひ読んでいただきたい記事です。【約5000字と少し長めの記事になってしまいましたので、目次をご活用ください】

実際に、もう色々な変化がある学校もあると思いますが、当方の職場はまだ変化なしなので、これからどう変化するのかについて焦点を当ててみたいと思います。

目次は以下の通りです。

① GIGAスクール構想とは?

画像は、文科省HPより

GIGAスクール構想

私が書くより、画像の概要を見ていただいた方がすっきりするかもしれませんが、一応個人的な解釈を書いておきます。

多様な子どもたちが公正に個別最適化された学びを受けられるためのICT教育環境の整備を行って、子ども・先生の力を最大限引き出すというのがGIGAスクール構想だと解釈しています。

そのために、一人一台の端末とネット環境の整備を行うというイメージです。

ざっくり説明するならば、GIGAスクール構想は、子ども・先生の力を発揮させるためのICT環境整備といえそうです。【解釈を間違っていたらすいません】

画像からもわかる通り、環境の整備により、今まで以上に、「一人ひとり」の意見や考えを生かした活動を充実させやすくなります。

詳細は、割愛しますが、この環境整備のために、予算が割かれたり、補正予算がついたりとお金の動きが結構あるようです。

ICTの環境と活用状況については、実際、エリア単位、学校単位でみても、差があるのが現状で、特に活用状況は、先生達一人ひとりの意識によるところが大きいと感じています。

環境の整備が推進されていく中で、どういった変化が起きてくるのか考えてみたいと思います。

② 現場で起こる変化

下記の3つの変化は当たり前の変化ですが、現場では、それに伴って、かなり多くのことが変わると思います。

1 子どもたちが、一人一台の端末を所持することになる

これがコンセプトなので、当然の変化なのですが、これが一番大きな変化です。

PCを手にすれば、それぞれの興味のあることを自分で自由に調べたり、好きなだけ学んだりとその気になれば、かなり多くのことができるようになります。

まるで、一人一台の端末は、ドラえもんのポケットを一人ひとりがもっているかのようです。

gigaスクール構想2

そうなってくると、大切になってくるのは、道具の使い方でしょうか。

情報リテラシーをはじめ、適切な使い方等、子どもに伝えたほうが良いことは多くありそうです。

しかし、子どもたちが、様々な可能性を発揮する土台としては、一人一台の端末というのは、とても画期的かつ有効なものになると私は思います。

2 一人一台の端末を前提にした授業や活動

子どもが一人一台の端末をもっていることを前提に考えを展開していくことになります。

情報機器の活用という今まで一種のアプローチにすぎなかったことが、環境のベースになったということが大きな変化です。

教員自身が、PCを持つことでどういったことができるのか、どういったことを従来の教育活動に取り入れていくのが有益なのかということを考えていくことが重要になってくると思います。

画像3

このようなことは、現状ではあまり考えられていなかったことです。

子どもたちの能力が伸びていくようにするために、どういった工夫をすればいいのか考えるという点に関しては、今まで通りではあります。

環境に合わせて、柔軟に思考、実践していくことがより求められるような状況に変化していくことになりそうです。

3 アナログベースからデジタルベースの活動へ

今、学校では、連絡用のプリントの配付から、児童間の連絡、ほとんどが、紙媒体を用いて、アナログに行われています。

それが、一人一台の端末とネット環境によって、デジタル化されることになると思います。

デジタル化

これもかなり大きな変化です。

デジタル化されることによる弊害もおきるかもしれませんが、それ以上に、享受するメリットは大気いのではないかと思います。

③ 想定される成果

想定される成果は、たくさんあると思いますが、これは大きなぁと感じるものを2つほど挙げます。

1 一人ひとりの考えや思いを大切にできる

授業や日常では、どうしても発言したり、交流したりする時間の限界を感じる時が多いです。

特に授業では、みなさんも、「色々な意見を聞きたいけれど、時間がない」ということをしばしば感じるのではないかと思います。

一人一台の端末とネット環境の整備によって、それが大幅に改善されます。

使うツールやその使い方にもよりますが、今まで以上に、意見の集約や交流の機会を効率よく行ったり、増やしたりすることが可能になると思います。

これは、一人ひとりの考えや思いを引き出していくことがしやすくなるということです。

GIGAスクール構想による環境の整備は、それぞれの考えや思いを大切にした教育活動を実現させていく上で、とても有効で、価値のあるものだと言えるなぁと感じています。

2 時間の有効活用ができる

教育活動がアナログベースからデジタルベースに変化することで、今までロスしていた時間を有効に活用できるようになるはずです。

例えば、連絡一つにしても、電子化して、それぞれが任意のタイミングで確認できるようになるので、かなり改善されると思います。

委員会活動や他学年の子とのスケジュール調整も端末とネットを介して行えるので、大人だけでなく、子どもも時間を使いやすくなるのではないかと思います。

特別教室の使用や物の貸し出し等もデジタル化されれば、アクセスは楽ですし、日程などの共有も今より容易になります。

効率化することを挙げていたらキリがないですが、効率化によって、時間が生まれることは、間違いありません。

その分で浮いた時間を子ども一人ひとりに寄り添う時間に充てることができると思うと、とても嬉しい気持ちになります。

嬉しくなる声掛け

とにかく時間がないという状況は、GIGAスクール構想の環境の整備によって、大幅に改善され、時間が有効に活用できるようになるのではないかと私は思っていますし、心底、願っています。

④ 想定される課題

一人一台の端末とネット環境の整備によって生まれる成果があると同時に、そこには、多くの課題も生まれてくると考えられます。

私が心配している2つの課題をここでは挙げておきます。

1 格差の深刻化

誰一人取り残すことなく…という言葉がGIGAスクール構想にはあります。

どの子も、公正に個別最適化された学習を受けられるようにするというのは、とても大切なことだと私も思います。

しかし、目を背けてはいけないなと感じるのは、一人一台の端末とネット環境の整備による格差の出現です。

やはり、自宅にも自由にいじれるPCやタブレット等があり、アプリなどの操作の経験もたくさんある子と家庭にそうした環境のない子では、差が出てくることが想定されます。

ある程度時間が立てば、差も縮まると思いますが、いざ慣れて、活用をしようとなった場合においても、環境の違いによる差は、確かに存在するのではないかと思います。

そこに、どういったアプローチやフォローを実際にしていくのかは、大きな課題になりそうです。

そうしたことを想定して、学びたい子や工夫したい子が学び続けられるように環境の整備の段階から意識しておくことが大切ではないかと思います。

また、試行錯誤しながらよりよい環境の活用について考え、改善し続けいくことも、こうした想定される格差と向き合っていく上で、極めて大切ではないかと私は感じています。

2 教員のキャパオーバー

教員が、変化についていけずに、キャパオーバー状態になるというのは、最もあり得そうで、かつ恐ろしい課題だと思います。

やることがいっぱい

PCやネット環境に慣れている人なら大丈夫かもしれないのですが、慣れていない方々にとっては、かなり苦しい変化になるのではないかと感じています。

研修などで、フォローの体制は作るのでしょうが、それでも、大変なことに変わりはないと思います。

ノウハウのシェアをしたり、活用のガイドラインを整えたりしながら、負荷が過剰になりすぎないように、配慮していくことがとても重要ではないでしょうか。

「できない」「わからない」ではなく、「どうしたらできるか」「どうやったらわかるか」という考えにシフトして、その経験を子どもと接する際に生かしていけるようにしたいものです。

また、子どものトラブルの多様化も想定されるため、今まで以上に、同僚と協力していく必要がありそうです。

⑤ 準備しておいた方がいいこと

楽しみなことも不安なこともありますが、そうしたことに想像を膨らませながらも、今できることややっておいたほうについても考えるべきかと思います。

ここでも2つほど、私がやっておいた方がいいのではないかと思うことを挙げてみます。

1 「こんなことがしてみたい」の整理をする

せっかく環境が大きく変わり、できることも増えますので、この機に色々なことを試さない手はありません。

最初の方にも書きましたが、PCは、ドラえもんの道具のように色々なことを可能にしてくれます。

それぞれが「こんなことしてみたい」と考えることは、効果的な活用が生み出されたり、子どもの成長に繋がったりすることに直結すると思います。

普段の実践をしたり行動を振り返ったりする際に、「これは~できないかな?」とアンテナを張ることで、アイディアも出やすくなると私は思います。

アイディアを準備して、整理しておくことで、実際に導入された時に、スムーズに行動に移しやすくなるはずです。

そのため、今のうちから、「こうしたい」という考えを貯めて、整理しておくことが望ましいと思います。

2 情報機器の扱いより、扱い方の情報収集力を鍛える

苦手な人も得意な人も新しい環境になり、知らないことや分からないことがでてくるはずです。

今のうちから、勉強をして、精通しておくことも大切だとは思います。

しかし、それ以上に、分からないこと等をどう解決するかのスキルを高めておくことが大切だと私は考えています。

そして、そのスキルは、そのまま子どもへの助言や指導に生かせると思います。

子どもたちも分からないことだらけです。

魚を与えるのではなく、釣り方を教えるという例えがあります。

それに倣って、答えを教えるのではなく、答えの探し方を伝えるように私たち自身も意識をしていくのが大事だと私は考えています。

まずは、自分がそうしたことを実践して、習慣にしておき、来るべき導入の時に備えるのが良いと思っています。

言うのは簡単ですが、やるのは大変だと思いますが、これはしておくべきだと私は強く思います。

⑥ 最後に

以上、長くなってしまいましたが、GIGAスクール構想についてでした。

GIGAスクール構想ってなんなの?と思っていた人が、少しでも「あぁ、こんな感じなのね」とか「こういうことが起こるかもしれないんだ」と思っていただけたなら嬉しいです。

教員の方は、「どうしよう…大丈夫かな…」と不安になる人もいると思います。

確かに、今まで以上に、経験等を問わずに、力を合わせていくことは、大切になってくるのは間違いありません。

それぞれがリソースを生かして、互いに、尊重しながら、仕事に向き合っていくことさえ忘れなければ、きっと変化にも対応できると私は思っています。

課題は多いかもしれませんが、教育の環境が変わって、できることややれることが増えるのは、とても嬉しいことです。

不安な気持ちも大きいですが、それ以上に、ワクワクします。

多分、強敵と闘っている時の、悟空くらいワクワクしてます。

今まで、環境が…と思っていたことも可能になることが多いはずですので、力を合わせて、子どもたちと更に成長していければと思っています。

一緒に頑張っていきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。

【一人旅体験談③】マンゴスチンに恋をした

こんにちは、旅人先生Xです。

今日で、8月が終わりますね。

とうとう今年の夏は、海外旅に出られませんでした(涙)

今日は、思い出に浸り、悲しみを癒すために、一人旅体験談を書きたいと思います。

マンゴスチンはこんな食べ物

みなさんは、マンゴスチンをご存知でしょうか。

マンゴスチンは、果物の女王と呼ばれています。

このような果物です。↓↓↓↓↓

マンゴスチン

ちなみに果物の王様のドリアンです。↓↓↓↓↓

マンゴスチンの話1

ドリアンは、ご存知の方多いかもしれませんが、マンゴスチンは意外と知られていません。

私とマンゴスチンの出会い

私と女王様【マンゴスチン】との出会いは、あるドミトリーででした。

バリをフラフラしていた時でした。

ある夜、宿に帰ると、英国の青年に声を掛けられました。

私は、何を言っているのか分からず、「ハァン?」みたいな訳の分からない生返事をしたのを今でも覚えています。

今思い返してみれば、何気ない「今日はどうだったー?」的な声掛けだったと思います。

当時の私は、訳が分からなかったので、明らかに聞こえる距離(対面、二人きり、1メートル以内)にも関わらず、「今なんて言ったの?、ねぇねぇ?」みたいなちょっとコミュニケーションに難がある感じの返しをしました。

相手は、「ヤバいやつに声掛けてもうたで…」みたいな雰囲気を醸し出していました。

今でも彼の微妙な表情が脳裏に焼き付いています。

私は、当時、「やったるでー」「会話したるでー」みたいな謎のやる気に満ち溢れていたため、鋼のメンタルで、絡みました。

なんとか会話をしていたら、青年が「マンゴスチンあるけど、食べる?」と言ってきました。

マンゴスチンの存在を知らなかった私は、またしても「ハァン?」みたいな訳のわからない生返事をしました。

彼は、微妙な表情を再び浮かべました。

それを鋼のメンタルでスルーして、「響き的に、たぶん、昆虫ではないだろ」とか思って、食べると答えました。

「私、何でも食べれるタイプだし大丈夫だよね。」と思いながら、おもむろに袋から何かを取り出すのを見ていました。

出てきたのは、↓↓↓↓↓

マンゴスチンの話

旅人先生X「ごくり・・・これ、食えんのか?、少なくとも美味しくはなさそうじゃねぇか…」

とか思っていました。

ごめんなさい、青年。

青年は食べ方を見せてくれて、私もそれに倣って、皮をむいてみました。

旅人先生X「変な気持ち悪い赤い汁が出るじゃねーかよー!!」

旅人先生X「おぇぇぇ、気持ち悪い汁だな…」

と思っていました。

続けて、「この白い身を食べるんやで」と青年は教えてくれました。

旅人先生X「すでに食べたくねぇ」

旅人先生X「だが、ここまで親切にしてもらって、食べない理由がない!!」

と意を決して恐る恐る口に含みました。

マンゴスチンの話2

旅人先生X「うほおおおおおおおおお」

旅人先生X「うまあああああああ」

顔はヘブン状態になっていたと思います。

その姿に、3度目の微妙な表情をする青年。

知りうる限りの英語で、美味しいことを伝えました。

すごく笑顔になる青年。

私が使った言葉は、デリシャスとワンダフル

彼が、私の語彙力のなさに笑ったのか、喜んでくれたから笑ったのかは、ブラックボックスです。

これがマンゴスチン様と私の出会いです。

旅のお供と化したマンゴスチン

青年に、どこで買ったのか等を聞いて、翌日2㎏購入してきて、旅中、ずっと食べてました。

バリでは、女王様に使える兵士のごとく常に、一緒に旅をしていました。

無くなるまで、ヘビースモーカーがタバコ吸うくらいの頻度で食べ続けました。

それくらい私には、ドンピシャでハマる果物だったのです。

マンゴスチンを食べた感じは、口で説明しにくいのです。

私の拙い言葉で解説するならば、口に含んだ時の香りがとても豊かで、トロっと甘く、ふわっと舌の上で漂った後、スッと消えていく感じです。

某野球チームの元監督のような表現しかできず、すいません。

味ですが、マンゴスチンの味は、マンゴスチンの味です。

あれは説明不能ですので、食べてみてください。

一つの言えるのは、果物の女王の味だということです。

私は、食べた瞬間に、自動的に、女王の臣下になりました。

話は変わりますが、その後の旅でも、見付けては、大量に購入して、ずっと食べるということを繰り返していました。

食べすぎるとアレルギーがでるかもしれないらしいのですが、女王への愛の力により、私は、すこぶる元気でした。

愛、最強です。

確か、ケンシロウも愛は最強って言ってました。

マンゴスチンを日本で食べようとしたが…

初めての出会いの感動からの帰国後、マンゴスチンを食べたいと思い、買おうとしました。

日本で買おうとしたら、

マンゴスチンの話3

旅人先生X「たけぇぇえええええええ」

衝撃のあまり、購入を断念しました。

20個くらいなら、500円前後で買えそうなのに…

ちょっとしか調べていなのですが、日本では、育てていないようですね。

将来、商売目的とかではなく、女王様の魅力を広めるために、マンゴスチン栽培したいと思いました。

かなり高価な食べ物ですが、もし興味がありましたら、ぜひ、食べてみてください。

私は、夏に行けなかったので、真剣に購入を検討しています。

【現在の状況】Amazonのカート内

みなさんに伝えたいこと

最後に、みなさんに伝えておきたいことがあります。

マンゴスチンは、温かいアジア圏に旅したら、大体見つけることができるので、ぜひ、探してみてください。

値段も手ごろです。

そして、ぜひ、食べてみてください。

もしかしたら、あなたもヘブン状態になるかもしれません。

当然、好き嫌いはあると思いますが、私は、一度、女王様のあの味を試してみることを強く勧めます。

もしも、ファンになったら、教えてください。

一緒にマンゴスチン臣下の会を作りましょう。

 

以上、一人旅体験談③マンゴスチンの話でした。

旅というより、マンゴスチンのことばかりになってしまいました。

愛ゆえに…

 

温かく見守りながら、読んでくださった方、ありがとうございました。

また、旅の体験談を書いていきますので、良かったら、次回も読んでください。

マガジンに他の2記事もありますので、良かったら、ぜひ目を通してみてください。

次回も、よろしくお願いします。

ハンマーを持つ人には全てが釘に見える

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、日常でしばしば発生する「手段の目的化」について書いていきます。

目次は以下の通りです。

1 マズローの言葉から考える「あれもこれも~したくなる」気持ち

「欲求5段階説」で有名なアメリカの心理学者、アブラハム・ハロルド・マズロー の言葉に、「ハンマーを持つ人にはすべてが釘に見える」(If all you have is a hammer, everything looks like a nail.)というものがあるようです。

ハンマーを持っちゃうと、あの釘もこの釘も打ちたくなっちゃう気持ちになるってことですね。

はい。

わかります。

小学校の図工で、子どもにハンマーを持たせてみたことがある人は、きっとこの言葉がよ~くわかると思います。

手段の目的化1

彼らに持たせると、途端に、図工室イスや机を止めている釘の所を打ち出したり、釘を探し出したりするんですよね。

正直、私自身も教材研究で、図工室で作業している時、やりました。

だから子どもたちには、「あぁ…先生もそれやったよ…みんなと同じことしてました…」と懺悔したことを鮮明に覚えています。

子どもたちには、「先生、子どもだね」と言われて、「うん」しか言えなかったです。(笑)

皆さんも似たような経験はないでしょうか。

ハンマーを使いたくなっちゃうので、ついつい釘を探し出してしまうのでしょう。

ハンマーをもつことによって、あれもこれも叩いてまわりたくなってしまうようになるということですね。

2 別の解釈

実は、先ほどのマズローの言葉は、「ハンマーしか持っていな人には、問題が全て釘にしか見えない」と解釈することもできるようです。

ざっくり言ってしまえば、これは、本当は別の道具がいるはずのネジなどに対しても、ハンマーで叩けば何とかなるでしょうと思ってしまうということです。

手段の目的化

ハンマーを持ったことによって、思考がハンマーに固執してしまう感じですね。

「確証バイアス」という言葉が認知心理学社会心理学にあります。

確証バイアスとは…
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと【Wikipediaより】

先の例で考えてみると、他の道具を使った方が良いネジを見た時に、ハンマーで打つべきか検証する際に、「釘っぽいものは、ハンマーで打った方が良いわ」という先入観にしばられて、他の情報を無視してしまうという感じです。

手段としてもっていたハンマーが、いつの間にかハンマーを使うことありきで、物事を考えてしまうようになるのですね。

3 手段の目的化について

手段が目的化してしまうと、いつの間にか本来の目的とは違った行動に時間や労力を割いてしまうわけです。

これが手段の目的化の大きなデメリットです。

時間と労力を浪費してしまう手段の目的化ですが、悲しいことに、しばしば、起こりがちだと私は思っています。

手段の目的化

それはあまり望ましいことではないですよね。

ちょっと、先の小学校の図工の例で、手段の目的化について考えてみます。

「作品を作るため」という目的のためにハンマーを使うという手段があるのですが、いつの間にか、「ハンマーを使うこと」が目的にすり替わってしまっているようです。

まぁとりあえず、使いたいという気持ちはすごくよくわかります。

私だってやりました。

本来イスや机の釘をたたくという目的のために持ったのではないことは明白です。

ですが、ハンマーをもっただけで、「とりあえず、ハンマーを使う」、「使いたい」という思考に駆られるのですから、恐ろしいものです…

しかし、こうした手段が目的化してしまうことは、ハンマーにかぎらず、しばしば起こるのではないかと思います。

皆さんも仕事中や日常を思い返してみて、手段が目的化してしまっていることはないかぜひ、考えてみてください。

「確証バイアス」の陰に隠れて、意外と潜んでいるかもしれません。

4 手段の目的化を防ぐためには?

「なんのために~するのか」という思考を緩めてしまうと、手段の目的化は、起こりやすくなると思います。

ですので、手段の目的化を防ぐためには、「なんのために~するのか」を考え続けるのが良さそうです。

手段の目的化2

これは、学校でも、会社などでも同じだと思います。

ある手段を使って、何かをする際には、「なんのために~するのか」と考えるようにする。

そして、それを繰り返すことで、思考の習慣化を図るようにします。

多くの人に、「なんのために~するのか」ということを考える習慣がついてくれば、手段の目的化は大分防げるようになるのではないでしょうか。

手段の目的化の防止に関しては、この「なんのために~するのか」という思考は非常に有効だと思いますので、しっかりと子どもたちにも紹介していきたいと思います。

ちょっと注意が必要だなと感じていることがあります。

それは、「なんのために」を考えすぎると行動を起こせなくなる要因にもなりかねないということです。

思考のベクトルによっては、「やらない理由探し」みたいな方向に考えが突き進みすぎてしまうこともあるのではないかと思います。

ですので、しっかりとバランスを考えながら、日常に取り入れていこうと考えています。

 

以上、手段の目的化についてでした。

書いていて、自分自身も気を付けなければと感じました。

皆さんもぜひ、ご自分の日常を振り返ってみてください。

今回もお読みいただきありがとうございました。

やられて嫌なことをしない

こんにちは、旅人先生Xです。

今回は、「やられて嫌なことはしない」ということについて書いていきたいと思います。

学校の先生が子どもに話す時や実際の立ち振る舞いに役立つかと思います。

また、コミュニケーション全般でも有用化と思いますので、ぜひ、お読みください。

 

前回、「若手だから…して」という私が仕事をしていてこれは嫌だなと思うことについて書きました。

前回の記事の執筆後に、「そもそも、やられて嫌なことをしないほうがいいよな…」と心底感じたため、そのことについて書こうと思いました。

 

大きく3つに分けて考えていきます。

目次は以下の通りです。

1 やられて嫌なことをなぜしてしまうのか

なぜ、人は、やられて嫌だと思うようなことを誰かにしてしまうのでしょうか。

嫌な気持ちになることをしない 

私自身も、生活していて、おそらくやってしまっているので、えらそうなことはいえないのですが、

・無意識にやってしまっている

・自分の気持ちの解消のためにやってしまっている

等の理由が考えられると思います。

嫌なことの再生産をしないようにと思いながらも、「自分もやってきたことだ」「なぜ、やってくれないんだ」という潜在的な気持ちが、良くない行動を引き起こしてしまっていると感じています。

また、相手の気持ちを考える余裕がなく、やってしまったということも時にはあると思います。

精神的、時間的なゆとりの欠如によって、相手が嫌な気持ちになるようなことをしてしまうことは、多くの人に経験があるのではないでしょうか。

2 やられて嫌なことをしないための対策

やられて嫌なことを人にしないための対策について考えてみたいと思います。

私が思うとても大切なことは、「相手の立場にたって考える」ということです。

「これをやったら(言ったら)、相手はどういう気持ちになるだろうか」ということに思いをめぐらせることは、一番の予防になるのではないかと思います。

では、「相手の立場にたって考える」ということをするために、気を付ければよいことは何なのでしょうか。

私は、時間的、精神的なゆとりをもつことが有効だと思います。

日々の仕事や生活にいっぱいいっぱいになってしまうと人の気持ちに思いをはせる余裕などないかと思います。

ゆとりをもつためにも、スケジュールやタスク管理による時間のマネジメントや休養等を中心にした精神の安定を得ていくことが必要になるのではないでしょうか。

一口にそうしたことが必要とっていっても行動に移していくことは大変です。

いきなり完璧にやりきろうと考えるとかえって挫折して好転しないことが多々あるかと思います。

まずは、自分のできることから始めて、少しずつ、時間的、精神的なゆとりを生み出し、人の気持ちに思いをはせる余裕をもてるようになっていくのが良いのではないかと思います。

一歩

3 やってもらって嬉しいことをするために

2の対策と合わせて、やっていくと良いと思うことがあります。

それは、されて嫌なことの反対、つまり、されて嬉しいことをするように意識するということです。

とてもシンプルですが、この意識をすることで、状況がガラッと変わります。

このちょっとした意識をすることが、自分の行動を変えていく大切な第一歩だと私は思っています。

いくら気を付けていても、人を傷つけたり、嫌な気持ちにさせてしまうことは、正直あると思います。

嫌なことを人にしない対策と合わせて、人を嬉しい気持ちにさせることができるようにしていくことで、コミュニケーションやその場の雰囲気がよりよいものになっていくのではないかと思います。

ちょっとした思いやりのある行動は、意識さえ変えれば、やることができます。

無理のない範囲で、人が嬉しくなるようなことを行動に移してみましょう。

きっと、日々の生活がよりよいものに変わると思います。

年次研修を効率よく

以上、やられて嫌なことについて感じたこと、考えたことでした。

自分自身の行動や言動を振り返りながら、より素敵な行動を自然にできるようになっていきたいものですね。

自分自身、試行錯誤の毎日です。

一緒に頑張っていければと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

 

「若いから~して」を減らしたい

こんにちは、旅人先生Xです。

みなさんは、「若いから~してね。」とか「若いんだからそれくらいやらなくちゃ」みたいな、年齢等を理由にした押しつけがましい言葉を言われたことはありませんか?

今回は、どの職場でも横行しがちな、「若いんだから~して」について、私が思うことを書いていきたいと思います。

若いんだから!じゃないんじゃい!!

むしろ、若いほうがお給料少ないことのが多いんだから、そういうことで人の仕事を増やさないでおくれ!!

…取り乱しました。

では、はじめます。

1 スタート

目次は、以下の通りです。

①「若いんだから」を押し付けることで起こる被害

日常で、若いんだからといって、雑務や肉体労働系の仕事をおしつけることでおこる被害は、後を絶たないなと感じています。

幸い、今の職場はそういったことはあまり多くはないですが、以前いた職場は、お茶を汲んだり、ごみ箱を掃除したりといったことがありました。

そうしたことって、本当にやるべきなのでしょうか。

私は、そうは思いません。

ただでさえ、経験の浅い職員は、日々の仕事で苦労しているはずです。

校務分掌の安請け合い

そうした人たちの仕事を更に増やすような真似は、すべきではないと思います。

経験の浅い人たちに、やってもらうべきことは、自分の仕事に集中して、専門的な知識やスキルを身に付けてもらうことではないでしょうか。

お茶くみより、もっと相応しい、やるべきことがあるはずです。

そちらに集中してもらうことの方が、生産的ではないでしょうか。

「若いんだから・・・」の弊害は、雑務を押し付けることで、本務に集中できる時間が減ることだと思います。

そうした時間を生まないためにも、一人ひとりが意識すべきだと思います。

②「若いんだから」を言う前に

一定以上、経験を積んだ方は、「若いんだから~してね」を言う前に、自分で行動を起こすべきです。

若手に、「疑問があるなら風習に立ち向かえ!」と言うのは、大分、酷なことです。

職場に良くないと思われる風習があるならば、先輩が、率先して削ることを提案すべきです。

それは、若手のためだけでなく、職場全体のためにもなります。

先の例で挙げたお茶くみやゴミ捨てであれば、そんなものは、自分でやればいい話です。

率先して、経験を積んだ人たちが、「こういうのは、自分でやりましょう」と声を挙げれば、悪しき風習は、減っていくはずです。

「若いんだから…」をいう前に、経験を積んだ人たちが、率先して動くようにしていくようにしましょう。

③「若いんだから」で押し付けられたらどうするか。

実際に、押し付けられたら、もしくは「若いんだから…」といった理由でやらされていることがあるとしたら、どうしたら良いのでしょうか。

疑問

2つ、対策?というかできることを書いておきます。

1つは、「信頼できる人に相談する」ということをオススメします。

職場に一定数の人がいれば、①で書いたような若手のエネルギーの消耗やそれに伴う損失について理解のある人がいると思います。

少し手間ですが、相談する際は、偏った考え方や行動を起こしてくれなさそうな人は避け、「信頼できる」「この人なら大丈夫」という人をしっかり選んで、意見を言いましょう。

これが一番大切です。

何を相談するかではなく、誰に相談するかの方がかなり大事だと私は思っています。

信頼できる人に話せば、何もしないより事態を好転させられる確率は上がります。

よく見極めて、相談をしてみてください。

もう1つのできることは、悪しき習慣に腹をくくって立ち向かうことです。

これは、メンタルが削られそうですが、話して伝わらなければ、行動あるのみになってしますので、強硬手段といったところです。

この作戦、上手くいけば自分で状況を変えることができます。

しかし、根も葉もないことを言われたり、ぐちぐちと悪く言われたりする可能性もあります。

この行動を起こす場合は、仲間を作って一緒にやっていくことを強く勧めます。

1人でもできなくはないですが、仲間がいれば心強いですし、大分メンタルを削られにくくなります。

仲間と励まし合いながら、悪しき習慣と戦ってみるのも一つのできることです。

決して無理はしすぎず、可能な範囲で行ってくださいね。

④背中で語れる人であるために

最後は、こうした悪しき風習のようなものを生まず、自分の行動で何かを伝えられる人になるためにどうしたらいいのかについて思うことを書いていきます。

自分が見たり、やったりして、良くないと思ったことが再度行われることがないようにするためにも、私自身よく考えたいと思います。

私が大切だと思うことを3つ書いておきます。

1つ目は、現状をしっかりと見つめて、必要な変化を起こしていくという意識と行動力をもつことです。

よくない習慣はないかどうか、意識しておくことで、かなりの割合で、そうしたことに気付くことができます。

気付いただけでは、意味がないので、その際は、変化を起こしていく行動を起こしていく必要があります。

2つ目は、「若いんだから…」と言われそうな人たちのセーフティーネットとなるような役目を果たせるようにしていくことです。

声を掛けたり、様子をみたりすることに、力を注ぐことで、何かあったときの相談を受けやすくなったり、実際に助けることがしやすくなったりします。

経験の浅いうちは、困ることが多いものです。

しっかりと自分の業務に取り組みつつ、フォローができるスキルを磨いていくことやそうした姿を見せることは、とても大切なことだと私は思います。

そういう連鎖が起きれば、自ずと職場は良い方向に向かっていくのではないでしょうか。

3つ目は、全体の生産性を挙げたり、働きやすい職場にするためには、どうしたら良いのか、考え、行動することです。

1つ目と通じるところはありますが、職場全体のことに思いをはせて、「よりよくするためにどうしていったらよいのだろうか」と考えることはとても大事だと私は思います。

職場の環境やそこで働いている人たちには、日々、少しずつ気付かないような変化があるものだと思っています。

そうした自然な変化がある以上、継続的に考えつづけることは大切なはずです。

継続的にが難しい場合は、定期的にでも現状を見直し、それに合わせて行動していくことをしたほうが良いと思います。

こうしたことをしていけば、少なくとも「若いんだから…」といって、若手に雑務をさせたり、肉体労働を強いたりするようなことは、防ぐことが可能だと思います。

みんなが気持ちよく働けるようにするためにも、生産性に目を向けていくことは大切なポイントになると感じています。

3つのことを書きましたが、こうしたことを意識して、継続的に実践できると背中で語れる人になっていけそうだなと私は思っています。

若手だから

以上、「若いから~しなくちゃ」ということに対して思うことでした。

自分も少し経験を積んできたからこそ、気を付けなければならないなと書いていて思いました。

悪しき風習を再生産しないためにも、自分ができることをやっていきたいと思います。

経験の積んだ方は、一緒に、「若いんだから…」が起きない職場を作っていけるように頑張りましょう。

これを読んでくださった、若手の方々、みなさんがよく分からない習慣に、エネルギーを削られることが減ること、なるなることを願っています。

味方はきっといると思います。

一人の場合は、ネット上を探せば、必ずいるはずです。

私もその一人です。

ぜひ、一緒に頑張っていきましょう。

今回もお読みいただきありがとうございました。

会議の時間について

こんにちは、旅人先生Xです。

今回は、会議の時間についての記事になります。

学校で働いている方や会社で働いている方向けの内容になるかと思います。

先日、会議でしこたま時間がかかった割には、あまり生産的でなかったと感じ、会議の時間について自分なりに考えてみようと思いました。

自分なりに会議は、こうしたらいいんじゃないと思うことを4つに分けてかいていきます。

では、はじめます。

1 スタート

目次は以下の通りです。

①会議ってそもそもなんのためにするの?

会議についてコトバンクで調べてみると

合議体の構成員が一堂に会し,一定の事項 (議題) について,互いに意見と情報を交換し合って審議を行い,最良の施策を見出そうとする会合またはそのための組織をいう。集団成員に単に意見を開陳する機会をつくるためや,上司が命令やその他の情報を伝達するためだけに部下を招集したような会合は,本来の意味の会議ではない。

とあります。

なんだかややこしいですね。

私なりに解釈すると会議は、議題について意見を出し合い、意見や情報を共有して、よりよい方策を決めていくというものだと思いました。

また、意見を言い合うだけや、命令や情報を伝達するだけの場合は、本来の意味の会議ではないということも読み取れました。

ご自分の所属している場所の会議を振り返ってみて、いかがでしょうか。

私の場合は、会議があまり本来の意味の会議ではないように感じました。

個人的には、命令や情報伝達の側面が強すぎるように思っています。

出来レースのような形式的な会議は、時間がもったいないと思うので、議論する内容を選んで、実施するのが大切なように感じます。

学校の場合、会議に参加する人数が50人規模になることもあり、議論をする際に、意見の集約等をするにも個々が発言しているとかなり時間がかかるという特徴があります。

本来の意味の会議をするためにも、会議の効率化はとても大切だと考えました。

効率化について考える前に、効率的でない会議のデメリットについてちょっと触れてみたいと思います。

②効率的でない会議のデメリット

効率的でない会議の最大のデメリットは、時間のロスだと思います。

時計

時間は、とても貴重だということは誰もが知っていると思います。

強制的に拘束されて、効率が悪いのは、もはや拷問だと感じます。

人数が多ければ多いほど、時間のロスは、悪い影響がでます。

ですので、大規模な会議で、時間のロスをするのは、全体の生産性が下がって、とてももったいないと心底思います。

また、精神的にも良い影響があるとは言えないと思います。

時間をロスしていることを感じると、会議に対してフラストレーションがたまっていき、更に悪循環です。

ちょっと考えただけでも、こうした決定的なデメリットが思いつきます。

なんとか効率化できないものか、現状を加味して考えてみたいと思います。

③会議時間を効率化するためには?

会議の時間で圧倒的に時間をくっているのは、個々が意見を発言することです。

しかし、会議ですから意見を出さなければ、本末転倒です。

ひらめき

ですので、意見の集約の仕方を工夫すべきかと思います。

これをするだけでも、かなり会議の時間が短縮されます。

多くの人に発言の機会がないとかなり不公平ですし、参加している意味も薄れます。

何かいい方法はないかと考えてみました。

思いついた対策としては、

1 PCなどで、意見を即時集約する。

2 議題が公開できるものの場合は、事前に周知して、意見を収集しておく

といったものが簡単にできて良いのではないかと思いました。

挙手制の発言だと共有できる意見に限りがでがちですし、時間もかかりますが、この2つの方法ですと時間も大幅に短縮できるはずです。

また、意見を出す意志さえあれば、ちゃんと意見を出すことができるかと思います。

学校では、正直な所、こうした環境は整っているのですが、なかなか実現できていないのが実情です。【やっているところもあると思いますが…】

やらない手はないと思うので、なんとか実現させてみたいところです。

この記事をお読みの先生や、会社員の方は、ご自分の所属先の会議は、どうでしょうか。

効率よくやれているでしょうか?

ぜひ、教えていただきたいです。

④自分にできること

最後に、一所属員である自分にできることは何かについて考えてみます。

悩む

私は、考えてみたのですが、今の自分にできる会議の効率化へ向けた取組は、1つしか思いつきませんでした。

それは、提案をすることです。

②で書いたようなアイディアを会議をする人たちと一緒に話し合うようにすれば、少なからず現状は動き始めるのではないかと思いました。

以前、ペーパーレス化の話をした際も、真摯に受け止めて、実際に実現してもらえました。

問題意識をもっていて、アイディアもあるのなら、相談したほうがいいなと思います。

相談することで、相手側が抱えている課題や問題意識も共有できると思うので、実際に、やってみようと思います。

行動もせずに、ぐちぐち言っていては、いけないですもんね。

旅人先生X、しっかりと行動することをここに誓います。

みなさんも問題意識があるならば、改善のアイディアを考えて、提案してみませんか?

もしかしたら、良い方向に変わるかもしれません。

現状維持しても、あまりメリットは、ないですから行動一択ですね。

もしも、1人では難しい場合は、仲間を集めて提案するようにするのも良いかもしれません。

ぜひ、一緒に頑張っていきましょう!!

以上、会議の時間について考えたことでした。

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

旅人先生Xはこんな人です。↓↓↓↓↓↓

 


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